AAA2016に向けて~②『Kinky Boots(キンキーブーツ)』

Act Against AIDS 2016に向けて、勝手に出演作品紹介企画。

①→ AAA2016に向けて~①『ラディアント・ベイビー ~キース・ヘリングの生涯~』 - 切り裂く興奮で呼び戻す君よ 

 

 

ふたつめの作品は、『キンキーブーツ』

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(公演公式サイト→ http://www.kinkyboots.jp/home/ )

(公式Twitterhttps://twitter.com/Kinkybootsjp )

 

 

◎ストーリー

イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の4代目として産まれたチャーリー・プライス(小池徹平)。彼は父親の意向に反してフィアンセのニコラ(玉置成実)とともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先父親が急死、工場を継ぐことになってしまう。
工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず、途方に暮れる。
従業員のひとり、ローレン(ソニン)に倒産を待つだけでなく、新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンローラ(三浦春馬)にヒントを得て、危険でセクシーなドラァグ・クイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。
チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、ふたりは試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の靴工場の従業員たちとの軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキーブーツを出して工場の命運を賭けることを決意するが…!

(公式サイトより引用)

3分でわかる!ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」〈来日版〉 - YouTube

 

2005年に公開されたイギリス映画『キンキーブーツ』をもとに、シンディ・ローパーが全楽曲を書き下ろし、トニー賞6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカルの日本版。

正直キンキーブーツ自体に関してはあり過ぎるほど情報があると思いますので、今回はAAAに向けて、楽曲紹介に特化していきます。

ちなみにドラァグ・クイーンとは、女性装で派手なパフォーマンスを行う男性のことを主に指しますが、「女性として見られる」ことが目的というよりは、男性達が理想として求める女性像を過剰に演出し、「女性のパロディ」を表現する目的の方が強いようです。drag(スカートを引きずる)が語源と言われていて、drug(ドラッグ、違法薬物)と混同されないようにカタカナではドラァグと表記されることが多いそうです。

そして、「kinky」には「変態な、性的に倒錯した」といった意味があります。

 

 

まずは日本版公演動画をご覧ください!

・エントレ

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・エンタステージ

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・Astage

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・SPICE

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アミューズ公式

www.youtube.com

 

キョードー大阪

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キンキーブーツの魅力はたっくさんありますが、ひとつはなんと言ってもシンディ・ローパーが書き下ろした思いっきりキャッチーで刺激的な楽曲たち!!

 

親切なことに、ブロードウェイのKB公式が全楽曲をフルサイズでアップしてくれているので、英語verにはなりますが、お時間あったら是非聴きつつ読んでみてくださいね。(曲名をクリックするとYouTubeのページに飛ぶようになっています)

  1. Price and Son Theme/The Most Beautiful Thing in the World
  2. Take What You Got
  3. Land of Lola
  4. Charlie's Soliloquy ~ Step One 
  5. Sex Is In The Heel
  6. The History of Wrong Guys
  7. Not My Father's Son
  8. Everybody Say Yeah
  9. What A Woman Wants
  10. In This Corner
  11. Charlie's Soliloquy (Reprise) ~ Soul of a Man
  12. Hold Me In Your Heart
  13. Raise You Up/Just Be

 

今回のAAAへの登壇が発表されているのは徹平くんと春馬くんの2人だけですが、 キンキーの楽曲たちはどれも1曲だけでも映えるポップでキャッチーな曲ばかりで、しかもその主演2人、あるいはどちらかがメインになって歌っている曲が多くを占めているので、ラディアントとは反対に候補があり過ぎていったい何の曲を演奏してくれるんだろう…?とずっと考えています。

 

最有力なのはやはり「Raise You Up/Just Be」でしょうか。作品のフィナーレを飾る楽曲、もうめっちゃくちゃ、めっちゃくちゃ盛り上がる最高にハッピーなナンバーなんです!!!

歌詞もとても良くて、「落ちてても、萎んでも、錆びてても、引き上げてあげる!」って、この作品から伝わってくるエネルギーを象徴しているよう。

サビでのダンスは、公演期間の終盤には客席にもだいぶ浸透していて、カーテンコールでキャストを真似して踊っている人をよく見かけたので(私もその一人)、今回のAAAにもそれを期待して来る方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。簡単に覚えられる振りなので、動画で見ておいて少し踊れるように予習しておくと当日はより楽しめるかもしれません。

また「Everybody Say Yeah」も、ミュージカル関連のイベント等で取り上げられる際はよく演奏される楽曲のようです。一幕を締めるこちらも盛り上がる楽曲です。

キンキーブーツは他の多くのミュージカル作品と違って、客席で手拍子をしたり歓声を上げても許されるような空気があったものの、さすがに「聴かせて Say yeah!」という歌詞に客席から声を上げて反応するのは憚られたので、もし武道館でこの曲をやってくれて、「YEAH!!」と叫んで応えることができたらとっても楽しいだろうなと思います。

「Land of Lola」「Sex Is In The Heel」もイントロだけでテンションの上がる刺激的な曲で、ローラという存在そのものを象徴しているようで大好きな曲なのですが、エンジェルス(ローラの仲間のドラァグクイーンたち)がいないとパフォーマンスの醍醐味が少し損なわれてしまうことと、せっかく徹平くんもいるのにローラだけが歌うソロ曲で時間を取るのもなあという感じもするので、今回は難しいでしょうか。。

逆に、「Soul of a Man」と、「Hold Me In Your Heart」といった、チャーリーとローラそれぞれの終盤の大きな見せ場、聴かせ所であるソロ曲2つと、ローラの胸に迫る心情と2人のハーモニーが美しく切ない「Not My Father's Son」の3曲でバラードで攻めるのも素敵かもなあとか、いろいろ考えてしまいます。

私「Soul of a Man」も大好きで、徹平さんって歌も演技も凄く丁寧で安定していて素晴らしい役者さんなんだなあと知ることができた大切な曲なので、また生で聴きたいなあとずっと思っています。

あ、あと「What A Woman Wants」も大好きなんですけど、これも今回は難しいかなあ。 動画のレポートでもどこにも載っていないので、日本版サウンドトラックの発売が待ち遠しい理由のひとつです。

 

 

 

 

本当はね、日本版キンキーブーツの魅力をもっとひとつひとつ詳細に書こうとしてたんですけど、長くなり過ぎて12月1日に間に合わねえ、ということに当日まであと3日というところで気付いたので、今回は簡単な楽曲紹介のみに止まらせて頂きます。

 

キンキーブーツはストーリー自体を見るとわりと王道の展開で、全く複雑ではないです。歌唱シーンもライブみたいでとっても楽しいので、何も考えずに楽しんじゃえ!って姿勢で見るのにももちろん最適です。

でもその中で伝わってくるテーマ、それはこの作品を代表する「あるがままの自分と他人を受け入れる」「自分が変われば世界も変わる」「自分がなりたい自分になる」という力強い言葉以外にも、例えば父と息子の確執とか、女性蔑視とか、○○らしさの束縛とか、セクシャリティや人種等のマイノリティ問題とか、本当にいろいろ、作中の細かいシーンやセリフひとつひとつから感じることってきっとそれぞれあるはずで、見た人がそれぞれ何かを掬い取って、自分の人生に持ち帰って、その後の日常の中で時たまそれを取り出して思い返して、胸に仕舞って、また明日に進んでいくような、そういういつまでも消えないキラキラのエネルギーが詰まったとても魅力的な作品です。

 

今回で興味を持たれた方は再演の際は是非ご覧になってみてください。

 

 

 

最後にまた関連記事へのリンクを貼って締めとさせて頂きます。

あ~AAA楽しみ~!!

 

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