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AAA2016に向けて~①『ラディアント・ベイビー ~キース・ヘリングの生涯~』

アミューズ 舞台

 ◎AAAとは?

AAA(Act Against AIDS/アクト・アゲインスト・エイズ)は音楽業界を中心に力を合わせ展開しているエイズ啓発運動です。
1993年活動開始以来、歌手やアーティスト、俳優、クリエイター、業界関係者、そして小学生・中学生・高校生にいたるまで、多くの参加者に支えられ、「エイズについて考えよう」「エイズをもっと知ろう」「エイズについて出来ることをしよう」と、コンサートやイベント、学校の文化祭、授業など様々なステージからアピールを行っています。

(略)

12月1日は世界中でエイズについて考え、行動する日「世界エイズデー」です。
この日は日本各地で多くの歌手やアーティスト、俳優、タレント等みなさんのご協力により「AAAコンサート」が開催され、ステージからさまざまなメッセージが発信されています。

(略)

コンサートの収益金や会場での募金は国内外のエイズ啓発活動、支援活動へ寄付されます。
また会場ではパネル展示などで、エイズへの理解と関心を来場者へ訴えています。

(公式HPより引用 http://www.actagainstaids.com/about/ )

 

毎年12月1日、日本武道館。主催が地球ゴージャス岸谷五朗さんと寺脇康文さんのお2人ということもあり、アミューズ所属のミュージシャン、役者さんを追う上ではスルーできないこのイベント。

今年のテーマは、「魂の俳優大熱唱!助けてミュージシャン!」だそうで、例年よりも少しミュージカル色が強め?

しかも私の大好きな作品のコーナーが2つも!

…ということで、

その作品を見たことがない方達がコーナーを楽しむお手伝いを少しでもできたら、

と思い立ち、勝手に紹介記事を書かせていただきます!

 

 

 

まずひとつめの作品は、『ラディアント・ベイビー』

 

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http://www.tohostage.com/radiantbaby/index.html

(一応公演公式サイトのリンクを貼っておきますが、今年6月に上演したばかりの作品なのにもう閉鎖してしまっているんです。残念!権利の関係でしょうか…)

(公式Twitterのアカウントはまだ残っているので、より詳しい情報や公演期間中のリアルな空気を感じたい方は是非ご覧ください。→ https://twitter.com/radiantbaby_jp )

 

キース・ヘリング、という名前は知らなくても、 彼の絵を見れば「あー!」となる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。ファッションブランドとのコラボもよく見かけますよね。

ポップでカラフルで親しみやすくて、線はシンプルなのになぜか見ればすぐに彼の作品だ、とわかる力強いアート。

この『ラディアント・ベイビー』という作品は、 1980年代のニューヨークを代表するアーティストであるキース・ヘリングが、時代を駆け抜け、31歳でAIDSによって亡くなるまでの短くも濃密な生涯を描いたミュージカルです。

 

 

 

まずは簡単に登場人物紹介から。(あくまで作中のものなので、必ずしも現実に忠実に沿っているわけではないと思います。ご了承ください。)

ちなみにポスターにも用いられている「ラディアント・ベイビー」とは「光り輝く赤ん坊」という意味で、彼を象徴する作品の一つです。

 

キース・ヘリング柿澤勇人 

1958年~1990年。父親の影響で幼少期から絵に親しみ、本格的に学ぶためにNYへ上京、名門美術学校に入学。同時期にゲイとしての生活がオープンになる。NY市営地下鉄の掲示板に、ゲリラ的にチョークで絵を描いていく「サブウェイ・ドローイング」が 話題となり、一気に市民から人気を集める。アーティストとして世界的に売れていく中で、「アートは裕福な美術収集家だけではなく大衆のためのもの」という自身の思想と世間の評価との間で悩み、揺れることになるが、自身のHIV/AIDSへの感染や、ある子供との出会いを通して、自分が作品によって表現することの意味を再び見出し、残された僅かな時間を「人生よりも早く」駆け抜けて行く。

 

・ツェン・クワン・チー(平間壮一)

写真家。美術学校でキースと出会う。彼もまたゲイではあるが、劇中のキースいわく「セックスしない男性の友達」。毛沢東が着ているような緑色の人民服を着用し、ファッションやゲイカルチャー、アートに対する価値観等でキースに大きな影響を与え、導いていく。卒業後も、自身も世界的な写真家として飛び回りながら、キースのアーティストとしての活動を、実質的にも精神的にも支えていく。彼もAIDSに感染しており、キースと近い時期に亡くなる。

 

・カルロス(松下洸平)

DJ。キースの恋人。…のうちの一人(作中紹介より)。「パラダイス・ガレージ」という伝説的なディスコでDJを務めていた際に、キースと情熱的な出会いを果たす。お互いにとって特別な存在ではあったが、キースが芸術家として世界に評価されていくにつれ、彼と自分との精神的な距離に苦しむことになる。

 

・アマンダ(知念里奈

キースのアーティストとしての活動を支えるアシスタント。最初は一時的な職のつもりだったが、働いていくうちにキースや周囲の人々を家族のように思うほど愛情を抱くようになる。

 

 

主要人物は以上の4人で、今回のAAAには柿澤さん、平間さん、松下さんが登壇してパフォーマンスをして下さるそうです。

 

 

言葉だけでは魅力が説明し切れないので、続いて各情報サイトにより上げられている公演動画を紹介します。

東宝公式

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・シアタークリップ

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・エンタステージ

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・Astage

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キースのイラストがそのまま飛び出してきたような、ポップで賑やかなステージ。

日本版での演出を担当していらっしゃる岸谷五朗さんは、「きっとキースの目には世界がこの様に映っていたのではないか、ということを表現したかった」とおっしゃっていました。 

 

ラディアント・ベイビーの楽曲はどれもノリが良くて楽しくて、それらがまた見られるなんてとても嬉しいのですが、キースとカルロスとクワンだけで歌っている曲って少ない、というかその3人だけで成り立っている曲がないので、今回のAAAでは一体何を演奏してくれるんだろう…?とずっと疑問に思っています。

上の動画ではキースとクワンが真っ白な服を着て歌っている曲、「STAY」は、物語のフィナーレを飾る美しいバラードで、「AIDSになってもならなくても 僕達のままだから伝えたい」という歌詞もあり、AAAのコンセプトにも沿っていて、おそらく演奏してくれるのでは、と思っているのですが、1曲だけでは寂しいですし…。

個人的には、、いや、あの時期この作品に熱狂したほとんどの方がそう願っているとは思うのですが、「PARADISE」を是非やってほしい…!!

キースとカルロスが出会ったディスコ「パラダイス・ガレージ」のシーンです。楽曲もめちゃくちゃ盛り上がるし、出演者の方々のパフォーマンスも振り切っていて最高で、あ~~~あのシーンだけでも是非もう一度、繰り返し繰り返し見たい。でも少し情緒のない言い方をすると、つまりハッテン場で踊り狂っているシーンなので、ちょっと、AAAのコンセプト的にはどうかな…??と思わないでもないのですが、でもあの空気感を武道館というでっかいステージでも体感したい~~~という思いもあります。(余談ですが、楽曲の終盤では盛り上がったキースとカルロスは上半身裸になっているのですが、その間隣で平間くんと加藤真央くんもスッゲェ踊ってるので、私はどうしてもそちらばかり見てしまって、いつも真ん中の2人気付いたらいつの間にか脱いでた、という状態でした。)

あとは「DRAW ME A DOOR」「FASTER THAN THE SPEED OF LIFE」「DRAW AND MOVE」 あたりが候補でしょうか。「IF IT CAN'T BE LOVE」も良いバラードなんですけど、メンバー的に平間くんがラジオの女性歌手をやらざるを得ないのでちょっと、うん、どうなんでしょう。

また余談ですが、私はこの作品で初めて柿澤さんの歌声を生で聴いて、どんなに猫背でも床をのたうち回っていてもどんな体勢でも美声が溢れ出てくる姿を見ていったいどうなっているんだ、と驚愕した思い出があります。

 

以下はまだ衣装もついていない段階での稽古場公開動画ですが、上の4つの動画に含まれていないシーンもあるのでお時間あれば是非見てみてください。

・シアタークリップ

youtu.be

 

アミューズfacebook

www.facebook.com

アミューズ公式が出しているものなのでちょっと平間くん寄りな内容です。青いTシャツが彼なんですけどもーーーダンス最高じゃないですか???ほんとラディアントの時の彼今までの役とまた違って新鮮でめちゃくちゃ良くて、ハンサムライブとか地球ゴージャスとかでニコニコカワイイイメージしかない方に是非見て頂きたかったなって思いますね。突然贔屓の話爆発させてすみません。

 

 

動画のインタビューの中でも五朗さんが話していらっしゃいますが、キース・ヘリングとAAAの関係を語る上で切り離せない出来事が、「五朗さんが1993年にAAAコンサートを立ち上げた際に、最初にシンボルマークとして用いたのがキースのイラストだった」ということです。

その繋がりについて、今作のパンフレットの中で五朗さんは、「啓蒙の一環として上演するわけではもちろんありませんが、少しでもキースへの恩返しになれば」と語っていらっしゃいました。 

その辺のお話も、今回のAAAコンサートの中でご本人の口から聞くことができるのではないでしょうか。

 

 

 

また、作品そのものとは直接は関係ないのですが、あの作品にファンも出演者の方も特別な思いを抱いている理由がもう一つあります。

柿澤さんの公演中の怪我です。(「ラディアント・ベイビー」大阪公演中止、柿澤勇人アキレス腱断裂により - ステージナタリー

ご本人も不本意なことだろうと思うので多くは語りたくはないのですが、怪我をしてしまったのが東京千秋楽の1日前?それでも演出を変えてなんとか東京公演はやりきって、大阪公演は中止になってしまって。もーーーあの千秋楽の空気感はなかなか忘れられないですね。STAYのシーンもカーテンコールも、ステージの上も下もびっしゃびしゃに泣いてました。物凄い熱量が会場に渦巻いていました。

凄く楽しくて素晴らしい作品だったのにそんなやり切れない思いを最後に抱えてしまって、だから今回、武道館でまたあの作品を少しでも体感できるというのは本当に本当に嬉しいです。

願わくば無事に全快してくださること、そして安全な状態での再演を切に希望します。

 

 

 

最後に関連記事へのリンクを貼って締めとさせて頂きます。

少しでも楽しむお手伝いができたなら幸いです!

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