スリル・ミー2023を終えて&配信のすすめ(11/5追記)

(11/5:ヤマコー感想追記しました。)

 

ミュージカル「スリル・ミー」2023、全公演お疲れ様でした!!

そして全ペア配信決定、本当にありがとうございます!!

 

ツイートでのオタク特有の軽いノリの文章だとニュアンスがうまく伝わらずに誤解されてしまった部分もあるように感じたため、改めて簡単な所感をちゃんと文章として書いてみます。

(作品の布教というよりも、過去に観劇していたりでこの作品をすでにある程度知っている方向けの文章です。ミリしらの方の布教には向きません。)


文章の性質上、物語のネタバレを含んでいるため、作品未見の方はできれば読まないでいただきたいですが、
「配信でどのペアを買うかの参考にしたい!」という気持ちでこの記事を開いてくださった方のために、それについての結論だけ先に書いておきます。

 

演技や歌声や顔が好きな役者さんがいるペア、もしくは以下の各ダイジェストを見て1番興味を惹かれたペアを買ってください!

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

スリルミー初見の機会は人生に1度だけ。出会いを大切にしていただきたいです。

 

 

前書きとして、私は「スリル・ミーがミュージカルの中で1番好き!」という方達に比べるとこの作品を熱心に見てきたわけではないため、違うよ!と感じられる部分もあるかもしれませんが、あくまで私個人の「スリル・ミー」観として読んでいただければ幸いです。

 

 

2019年に初見してから、今まで私が見たことのあるペアは下記の6ペアです。

【私・彼(敬称略)】
松下洸平柿澤勇人(2019)
●成河・福士誠治(2019、2021配信)
●田代万里生・新納慎也(2021配信)
松岡広大山崎大輝(2021)
木村達成・前田公輝(2023)
尾上松也・廣瀬友祐(2023)

 

それを通して、この作品の数ある魅力のうちの一つは、「”私”と”彼”のパワーバランスが終盤で逆転する点」にあるなと感じました。

 

客観的に見ると、家柄や成績は良いのにどこか幼くてあか抜けない”私”を、スマートで人気者な”彼”がどういうわけか気に入って手元に置いてやってる、みたいな構図。

そうやって”私”のことを見下していた”彼”が”私”に喰われて破滅する、その結末。

 

私は2021年に松岡山崎ペアを見た時に、体格や、作中の2人の関係性から、「ああスリルミーってこういう作品だったのか」ということを初めてスッと自然に理解することができたため、その印象のままなら初見には松岡山崎ペアをおすすめしたいです。
が、噂によると今年は松岡私が2年前よりもかなり強くなっていて、2人の関係性が変化しているとのことなので、もしそうなら今年の松岡山崎ペアは「パワーバランスの逆転」という形からは外れるのかなあと思います。

(今年のこのペアは未見なので、配信で見てから改めて印象を追記しようかなと思います。)

 

また、木村前田ペアは、物語の序盤から2人のパワーバランスにあまり差はなく(ともすれば”私”の方が終始強く感じる回もあるくらいで)、かつては対等で良好な友人関係を築いていた2人のようにわたしには感じられたため、こちらも「パワーバランスの逆転」といった形からは外れるのかなと思います。
お互いを求めあっていることは確かなのに(それが愛に因るものかどうかは解釈によるけれど)、それゆえお互いを傷つけ続け、だんだんと崩れていって、「九十九年」で決定的に2人の関係性が壊れる、という点が、新鮮な描き方に感じました。

 

尾上廣瀬ペアは、一見「パワーバランスの逆転」という形には則ったペアのように思いますが、それ以前に何よりも廣瀬彼が怖すぎる。
”彼”にありがちな圧力を与えてくるモラハラ気質な怖さとも違う、

まばたきを全くしなくて終始目がガンギマリで、感情が爆発するポイントやセリフ回しがどれも不規則で読めなくて、人間の感情が通じない未知の生物と出会ってしまったかのような怖さ。頭で考えるよりも先に本能が危険を知らせてくるタイプの恐怖を廣瀬彼からはずっと感じていました。
ああいった凄味のある表現をできるのは心から凄いと思います。
が、初見をこのペアで見ると物語の恐怖が倍増してしまうのでは……と、尾上廣瀬ペアでスリルミーを初見する見知らぬ誰かのことを心配してしまいました。

 

結果的に言うと、今年の3ペアはどれも異質なのかなと感じますが、こうして振り返ると私が見た6ペアのうち、“スタンダードなスリルミーの型“を再現しているのではと感じるのは2021年の松岡山崎ペアくらいで、

そういう意味ではどのペアも異質で、それぞれ唯一無二の魅力があり、どのペアが初見になったとしても、それがその人のスリルミー観を決定づける”運命のペア”だったんだな、ということです。

 

私は松下柿澤ペアが初見だったおかげで、同体格で対等なシンメペアに囚われてしまっており、そういう点も含めて今年の木村前田ペアはドンズバに刺さりました。

 

 

せっかくなので簡単に今年の各ペア所感。
(今更ですがこの文章は、前田公輝さんのオタクであり、それ以前に2019ロミジュリのおかげで廣瀬さんと達成くんに対してとても思い入れがあるミュージカルオタクが書いています。)

 

■木村前田
この2人のスリルミーが見られたこと、本当に本当に幸せでした。
2021ロミジュリで出会って、飛びぬけた演技力のとりこになってしまった公輝くんと、2019ロミジュリ以降、お芝居も歌もお顔も凄く好きな役者さんで、出演作を何本も見に行っている達成くん。
夢みたいな組み合わせだし、きっと相性が良いだろうと感じていた直感はやはり当たっていて、見たことのないスリルミーの世界に連れて行ってくれました。
2人の繊細な表現と緻密に計算され組み立てられたお芝居はそれぞれ芯が揺らぐことはなく、でも2人ともその時の相手の感情や空気を受けて返すお芝居もとても上手だから、この2人から紡がれる物語の印象は観劇する度に毎回違って、幸運にも何度も見ることができて本当に楽しかった。

 

今回のスリルミー出演が決定する前から見たいと願っていた、公輝くんの「スポーツカー」と「死にたくない」のパフォーマンスをこの目で見られたこと、本当に幸せでした。
(これはまさか5日後に本当に前田彼の情報解禁がされるとは思わずに妄想ツイートしている頃の私。)

優しくて周囲の人のことをよく見ている公輝くんだからこその、繊細で壊れかけた姿を必死に覆おうとしている、そんな危なげな姿がひどくいびつで魅力的な光を放つ蠱惑的な前田彼が完成されたのだと思います。

 

たつなりくん、今まで見たことのない新しい姿を見ることができてとても楽しかった。

やっぱりお芝居も歌も上手くて好きだし、顔も大好きだし、でもその大好きな顔をあんなに恐ろしく感じることもあるんだな、ということが知れたのも面白い経験でした。「死にたくない」であんなに全開笑顔の”私”、初めて見たよ。怖すぎます。

たつなりくんは、どんな作品でもたつなりくんにしかできない強烈な役の表現を残していかれるなあと何度か拝見して勝手に思っていますが、今回もたつなりくんだからこその強烈な"私"になっていたなと思います。

今回を通して更に好きな役者さんになってしまったので、早く次の出演舞台が発表されないかな〜と、心待ちにしています。

 

もともと好きな役者さんたちなので、素のお2人のエピソードももっと聞いてみたいなあと思います。今度はまえださんFCのラジオにたつなりくんがゲスト出演していただけませんか?

 

 

■尾上廣瀬

廣瀬彼、怖いんです、怖いんですが、最後の「レイ」と呼ぶ声は驚くほどやさしくて、ああ、昔の"彼"は、"私"のことをこんな風にやさしく呼んでいたんだろうな、と感じました。

尾上私は、壊れてしまった廣瀬彼に、昔の姿に戻ってほしくてあんなことを企てたのかもしれない、と思ってしまいましたし、そうだとしたらそこにあるのは愛だよな、とも。

 

私は廣瀬さんのティボルトが大好きですし、本当にかっこいいめろめろめろと思ってその後の出演作も何本も見に行かせていただいていて、今回の彼役での出演も、聞いた時から「絶対に似合いそう!!」とずっと楽しみにしていました。それがまさかあんな恐怖強めの"彼"をお出しされるとは……。

でも千穐楽で見た時には少し人間味も感じられるお芝居になっていて、「めろ」くらいは感じる余裕がありました。

あの低くて艶のある素敵な声と恵まれた体躯から放たれる、ベルベットのようで圧のある色気。

恐怖も色気も歴代最強の"彼"なのでは?と勝手に感じました。

 

松也さん、振り返るとわたしは今まであまり出演作を拝見する機会がなかったなあと感じますが、表現の巧みさはさすが歌舞伎からミュージカルや映像など様々な場で活躍されている方だなと思いました。

特に声の使い分け。54歳の”私”、19歳の”私”、護送車の中の”私”、その声の使い分けは見事で、どれも違った響きに聴こえて、よりその時の”私”の状態が伝わってきます。

また、女形もされていらっしゃるからなのか、松也さんの"私"はお淑やかな品があるなあと感じました。東京公演で見た時はギークっぽいな、と思ったのですが、千穐楽で見た時は深窓の令嬢といった雰囲気でした。

 

 

■松岡山崎

配信で見ます!!!!!!!

→見ました。(11/5)

2021のこのペアへの個人的な印象は、「見た目はスマートだけど中身はわがままでこどもっぽい"彼"に振り回され続ける、見た目も中身も未成熟の"私"。ぞんざいに扱われ続けて破裂して道連れにしてしまう。」という感じだったのですが、今年は全く印象が違いましたね。

松岡私が賢くて我が強く理性的な人間になっていて、山崎彼は繊細さの表出が強くなっているように思いました。

2人は対等で唯一無二の友人関係だと感じましたし、それぞれ優秀すぎるが故の生きづらさを抱えつつも、お互いがお互いの居場所になっているなという印象をわたしは受け取りました。

だからこそ、どうしてこんなことをする必要があったのか、彼を手に入れるためにここまでする必要はなかったんじゃないか(だってすでにお互いがお互いの居場所だったから)、と感じてしまって、そのやるせなさが独特の後味の悪さ、切なさになっていました。

「"私"が彼に対して犯した罪」の側面を強く感じたという点では木村前田ペアもそうでしたが、他の選択肢もあっただろうにどうしてこんなことに、と思わされたのは、今年の松岡山崎ペアが私的歴代No.1でした。

同じふたりが演じてもこんなに印象が変わるなんて、本当にこの作品の魅力は底が知れませんね。

 

 

私がスリルミーという作品の魅力に気づいたのって、2019の時に見た松下柿澤ペアと成河福士ペアの印象があまりにも違ってかけ離れていたから、も理由の1つなので、各ペアを見比べられるチャンスがあるならそれを逃す手はないなと思います。

配信していただけるだけでも有難いのに、1週間もアーカイブも見られて本当に有難くて楽しみですね!!皆さんどうぞ更にスリルミーの魅力にハマってください!!

 

horipro-stage.jp

ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ③観劇マナー&明治座ならではの楽しみ方

>前回までの記事

shuya9174.hatenablog.com

shuya9174.hatenablog.com

 

 

いよいよ明日が初日だ!明日!?!??嘘でしょ!?!?!(情緒)

 

前日に公開するなって感じなんですが、

やっとの本題?観劇マナーのお話です。

 

最も書き方に悩んだ項目と言ってもいいかもしれません。

なぜなら、ある程度全員が守るべき最低限のルール以外は、

周囲に座っている方々の所作で気になるところや、自分が意識して配慮している点は、本当に個々人によって異なるから!!!

様々な人を掬い上げられるような文章を書こうとすると、あれもダメ!これもダメ!ってなってしまいかねません。

それは避けたいんです。

きっと今回の「ヴァグラント」でミュージカル観劇デビューなポルノファンの皆さんって本当にたくさんいると思います。

なるべく窮屈さを感じずに、「ミュージカルって楽しい!!!!!」って発見して帰ってほしい。

なのでなかなか断定した書き方ができていないと思いますが、お付き合いください!

 

目次

 

 

●観劇マナー

マナーってまず、周囲の人への思いやりだと思います。

自分やご友人はもちろん、そのとき空間を共にしている全ての人も(客席もステージ上も)、この日この時の公演は一度だけ!

それを想像して、その日しかない素敵な空間を一緒に作れたらいいなと思います。

 

マナーとして明示されているものの多くは、

周囲の人への「視界」「音」に配慮しましょう、ということを言っていることが多いと思います。

順番に紹介していきます。

(公式アカウントの注意喚起と、明治座サイトに載っているガイドラインも是非ご一読くださいね!!)

 

www.meijiza.co.jp

 

スマートフォンやスマートウォッチやタブレットは、電源を切るか機内モードにして鞄の中へ。

バイブ音って静かなシーンでは意外と響いてしまったりするので、マナーモードではなくせめて機内モードに切り替えましょう。

スマートウォッチの小さな光も、周囲の客席の人からすると気になるものです。

 

②上演中の飲食は禁止。

今回「ヴァグラント」が上演される明治座さんでは、開演前や幕間(休憩中)のみ客席での飲食も可能となっていますが、上演中の飲食は禁止です。

(なお、他の多くの劇場では、上演中以外も客席での飲食は禁止になっていることが多いです。明治座のこの文化は、普段は歌舞伎等の演目を多く上演しているからこそですね。)

ギリギリで入場してきて水分取らないとしにそう!とか、急に咳が止まらなくなってしまった!とか、そういうやむを得ない状況の時に一瞬飲むのは大丈夫だと思います。

 

③上演中のお喋りは禁止。

お友達と一緒に来ているとその瞬間にすぐ共有したくなってしまう気持ちもわかりますが、それは休憩や終演後まで我慢しましょう。

 

④前のめりにならない。(背もたれに背中をつけて座る)

慣れていないと見落としがちな点で、特にお伝えしたいことです!!

前のめりで観劇すると、想像以上に後ろに座っている人の視界の妨げとなってしまいます。

博多座さん制作のこちらの検証動画がわかりやすいのでご確認ください。

youtu.be

背中と肩甲骨を背もたれにつけた姿勢で観劇しましょう。

(私はもし前の席の人が前のめりしてたら躊躇いなく声かけてやめてもらうので、私の前に座る人はくれぐれも注意してくれよな(?))

 

その他

※今回の「ヴァグラント」では、開演前の劇場内の写真撮影は許可されていますが、その他の劇場では、すべての時間で劇場内の写真撮影が禁止となっている場合が多いです。その時ごとのルールを確認して観劇に臨みましょう。

※観劇中は、膝の上に置くものはハンカチやオペラグラスとカーディガンなど、必要最低限のものにした方がいいでしょう。鞄は自分が座っている椅子の下の空間に置くと、通路を通る人の邪魔にもなりません。

※観劇の際のマナーとは少し違うのですが、SNSのマナーとして、アカウント名に作品名を入れるのをやめていただきたいのです……!!

作品の評判を知りたくて検索しても、関係ない日常ツイートまで引っかかってきてしまいます。どうぞご配慮いただけたら幸いです。

 

 

●服装、髪型

なんでもいいです!!最低限の清潔感がある服装ならなんでもいい。Tシャツ・デニム・サンダルでも全然いいです。

せっかくの機会だからおしゃれしたいならおしゃれしてもいいし、リラックスして観劇したいなら普段通りの服装でいい、自分の着たい服を着て来てください。

(うちら俳優オタク/観劇オタクがおしゃれする場合ってマナーというより推し現場で自分のテンションを上げるためでしかないから……。)

ただ1つだけ、背中を背もたれに付けられるものを、ということは注意してください。

(私はうっかり背中にリボンが付いてるワンピースを着て行ってしまったことがあって、観劇中リボンの結び目に背骨をぐりぐり攻撃され続け、もう二度と観劇では着ない……と反省した経験があります。)

明治座という場所柄や、今回の作品の時代感もあって、着物での観劇も素敵だなあと思うのですが、着物での観劇に慣れている方って、帯をぺしゃんこにできる結び方にしていたり、髪も下の方で結っていたりと、色々と気を遣われている印象です。

慣れていない場合は、普段通りの洋服を着た方が無難かもしれませんね。

 

髪型については、周囲の方の視界を遮らないように、アップにしない、ということを気を付けてください。

お団子や、ツインテール、高めの位置でのポニーテールは避けた方がいいでしょう。

髪を結ぶ場合はなるべく低い位置で。

また、帽子を被っている方も、つばが周囲の方の視界の妨げになってしまうことがあるため、観劇中はなるべく帽子を脱いでください。

 

これは書くか迷ったのですが、もしかしてポルノのグッズTシャツを着て行きたい!と思っている方もいらっしゃるのでしょうか?

それについて少し考えたのですが、私個人の感覚としては、「ポルノファン以外には一見してポルノのグッズだとわからないTシャツ」だったら着て来てもいいのではないかな~と思います。夏ですし、Tシャツでいても全く不自然ではないですしね。

最近のミュージカル作品には、普段はミュージシャンやアイドルとして活躍されている方もたくさん出演されていますし、そういう方のファンの中にはライブグッズのTシャツを着て観劇している方もいるようです。(というかそうでなくても壮一くんの個人グッズのTシャツを着て観劇してる人もたまに見かけますし)

ただ、1つ書いておきたいのは、観劇は特定の演者を応援する場所ではなくて、作品を受け取る場所だということ。

上演中はもちろん、カーテンコールで名前を呼んだり、タオルを掲げたりしてアピールする行為はNGです。(タオルを掲げる行為、そもそも周囲の人の視界も遮ってしまいますしね。)

そういう面で、「胸にポルノと堂々と書かれたTシャツ」はちょっと主張が強すぎて今回の場にはそぐわないかな~と思うのですが(笑)、その他のわかりにくいデザインのTシャツだったら、まあ着て行きたい人は着て行ってもいいのでは~~と思いました。

グッズのヴァグラントTシャツを着ての観劇も良いと思います!

 

 

●拍手のタイミング

ミュージカルでは、演者が曲を歌い終わった時に観客が拍手を送って称賛の気持ちを伝える文化があります。

でも例えば曲終わりですぐ違うセリフに入ってしまうから拍手できる隙間がないとか、なんだかやたらシリアスな曲で拍手なんて送る空気じゃないとか、そういうことが理由で曲終わりでも拍手が起こらないこともありますが、基本は1曲歌い終わったら拍手、と思っていていいでしょう。大勢が参加するビッグナンバーや、1人で歌い上げる系の圧巻の曲では拍手も自然と大きく長くなったりします。

タイミングがわからない場合は周囲に合わせて、で大丈夫です。

 

また、曲終わりの拍手とは別に、まれに曲中で手拍子が起こることもあります。

めちゃくちゃノリが良い曲とか、ショー的な要素が強い曲とか、キャストが舞台上から煽ってくる場合とか、そういう時に手拍子が起こることが多いです。(ノリが良い曲の時は私も手拍子することもあります。)

でもこれは、観劇オタクの中でも「手拍子うるさい派(曲に集中したい)」もいたりしてちょっとだけセンシティブな問題なので、まあこれもその場の空気というか、

手拍子している人が多ければ乗っかってみたら楽しいかもしれないですし、なんかちょっとこの曲で手拍子するのは違うのかな?と感じたら無理にやる必要はないです。

あとやるにしてもライブの爆音の中とは状況が違うので、音量にも注意ですね。

 

 

スタンディングオベーションのタイミング

カーテンコールの際に、拍手だけでは伝えきれない称賛の気持ちをキャストに伝えるために、観客が立ち上がって拍手をする行為、それがスタオベ(スタンディングオベーション)。

そのタイミングについて……、これもとーーっても感覚の話になるのですが、

だいたい2回目以降のカテコで起こることが多いです。

(ちなみに本編上演後にアンサンブル→プリンシパル→主役の順番でステージ上に出てきてお辞儀して、全員揃って三方礼(さんぽうれい=上手・下手・正面の客席に順番に礼をする)をして、全員がいったん舞台袖にハケるまでが「カテコ1回目」)

ハケたキャストが拍手に応える形で再びステージ上に出てきてくれるのがカテコ2回目、そのタイミングではまだ客席で立つ人、立たない人、バラバラだと思いますし、座ったまま拍手する人の方が多い場合もあるのですが……、

カテコ3回目までいったら多くの場合はスタンディングオベーションが起こります。

(なんか予定調和みたいでちょっとアレですが……笑)

素晴らしいパフォーマンスだったし立って拍手してみたい、という方はカテコ3回目まで待ってみてもいいかも?

でも拍手が続かないと3回目までいかずに2回だけで終わってしまったりするので、素晴らしいステージだったと感じたらまずは全力で拍手しましょう。

もちろん、立って拍手するのはなんだか恥ずかしいとか、体調の関係ですぐに立てないとか、自分はスタオベするほど素晴らしいとは感じなかった!とか(笑)、そういう場合は無理してスタオベする必要は全くないです。

(余談ですが、コロナ禍の2020年以降に観劇したミュージカル作品では、スタオベに遭遇する確率が格段に上がったと感じています。クオリティが高い作品の多さや、様々な制限の中で抑えきれない気持ちをスタオベに託す観客の方が多いのかもしれないですね。)

 

 

●オペラグラスは必要?

特にこのキャストの表情を絶対に追いたい!という欲求でもない限りは、なくてもいいのではと思います。

でもあった方が、好きな時に好きな部分をアップで見ることができて楽しいのも事実。

(私はクソオタクなので5列目とかでも念のためオペラグラスを持っていきます。)

なんと明治座さんにはオペラグラスのレンタルサービスがあります!

まずはこちらで試してみてもいいかもしれないですね。

(「使用料:500円 保証金:2,000円」と書いてあるので、借りる時に2,500円を支払って、返却する時に2,000円が返金されるシステムだと思います。)

www.meijiza.co.jp

この機会にオペラグラスの購入を検討している方は、実際に店舗で試してみてからの購入がおすすめ!(有楽町駅前のビックカメラの双眼鏡売り場は、劇場街という土地柄、品揃えも充実していて、店員さんも詳しくアドバイスしてくれるのでオススメです。私が愛用しているものもそこで購入しました。)

 

 

明治座だからこその楽しみ方

のぼり!!!

 

カフェとラウンジ!!

 

お弁当!!(明治座の予約システム「席とりくん」で予約!!)

 

www.meijiza.co.jp

 

売店!!(建物3階(1階客席)部分にある明治座常設の売店です。お土産物がたくさん!)

www.meijiza.co.jp

 

 

 

どれも明治座さんならではの文化ばかり。

普段のミュージカル観劇では経験できないことばかりなので、私もワクワクが止まりません!

これもあるし、作品の和な空気とも合いそうで、本当に今回の上演に明治座を選んでくれて嬉しいなあって感じています。

すべての皆さんが素敵な時間を過ごせますように!

今回の記事の内容に間違っている点や、質問等がもしございましたら、私のTwitterアカウントやマシュマロまでご連絡ください。)

 

 

 

 

●最後に

私が初めて新藤さんの「ミュージカル作りたい」発言を聞いたのが2017年1月。

(衝撃的過ぎて当時の発言を書き起こしていました。)

その頃からの6年半越しの夢が遂に明日、形となって叶うわけですね。

そしてその時から私が勝手に抱いていた、「その作品に推し出てほしい!!」という夢も同時に叶うわけです。笑

 

勝手にそれぞれを好きなだけだったのに、こんなことが起こるんだなあ、未だに都合のいい夢みたいに感じています。

両方大好きなんだ!!!という気持ちが抑えきれずに今回の一連の記事を書き始めましたが、結局こんなギリギリになってしまいましたが、個人的には書きたいものは書けたかなと思います。

 

明日観劇を終えた私はいったいどんな感情になっているのか、それも含めて楽しみです。

素敵な公演になりますよう。

ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ②簡単な出演者紹介&記事まとめ

(23/8/18更新)

 

>前回記事(あれ以降に公開された情報などもあるため、少し加筆修正しました。)

shuya9174.hatenablog.com

 

vagrant.jp

 

 

筆が遅すぎ!!!!!!

 

はい

 

気づけばあっという間に開幕まであと1週間です。

1週間!?!?!?!嘘でしょ!?!?!?!?始まっちゃうじゃん………始まったら終わっちゃうじゃん……嫌だ……終わらないでヴァグラント………

開幕前のこの楽しみが充満してる状態のままで一生いたい気持ちと、晴一さんとキャストやスタッフの皆さんが作り上げた世界をはやく見に行きたい気持ちとのせめぎあいで大変なことになっているここ最近の私です。

 

筆が遅すぎてこんな時期になってしまい、申し訳ありません。

記事のスタンスに悩みすぎてたのが主な原因ですが、やっっっと方向性が見えました!

「出演者の皆さんを私なりに紹介します!」とは書いたものの、プリンシパルほぼ全員馴染みがある役者さんとはいえ、全員を完璧に紹介できるかというと……と悩んでいたのですが、

「ヴァグラント」上演に際してたくさんWeb記事が公開されていますので、そちらの紹介も併せての記事にしようかなと!

これは、まとめておけば後で振り返りやすいな~という自分のための行動でもあります。(なので今後も随時追加する予定です。ゲネプロ記事とかも上がるだろうし。)

 

というわけで、今回は『ヴァグラント』に出演されるメインキャスト9名の方々と、

それ以外にも超個人的に、この方は知っておいてほしい!と思ったキャストの方々を簡単に紹介いたします。

(今読み返したらあからさまに推しの部分の文章量が多くて恥ずかしい……。)

 

 

目次

 

 

●平間壮一:佐之助 役(ダブルキャスト

(私の推しですね。小文字部分は早口オタク語りなので読み飛ばしていただいて大丈夫です。)

小学生の頃から通っていた札幌アクターズスクールで、視察に来ていたアミューズの方にスカウトされ、同じスクールに通っていた青柳塁斗くんと一緒に中学2年生の時に上京して、同じくアミューズに所属している同世代の少年たちと共に寮生活を送る10代を過ごしました。

上京してしばらくはダンサー志望で、「演技なんかやりたくない!」と拒んでいた時期もあったそうですが、事務所の先輩俳優である岸谷五朗さんから掛けられた「ダンスが上手くなりたいなら芝居をやれ(歌・ダンス・芝居、というエンターテインメントの3つの要素は繋がっていて、それぞれを磨けば他の技術も上達する)」という言葉に感銘を受け、本格的に演技の道に。(なお、五朗さんが演出、晴一さんが楽曲提供をした舞台「FROGS」の打ち上げでのエピソードだそうです。)

平間壮一と言えば圧倒的なダンスの実力。

ただ上手いだけではなく、ダンスでどんな人物にもなれるというか、その役の性格や歩んできた道を、彼の肉体を通して表現してくれているのだと感じます。

本人は謙遜しがちだけれど、私は壮一くんの歌声も本当に大好きです。

ちょっとハスキー?他にはなかなかいない特徴のある声で、もともとうまいのにずっと努力を続けて見る度にどんどん上手くなっていって、感情が伝わってくる、本当に好きな歌声。

壮一くんの魅力を書こうとするといくらでも書けるけれど、でもそのどれもが、実際に彼のパフォーマンスを見ることには及ばないと感じながら書いています。

昭仁さんの歌の魅力が聴いた瞬間にわかるのと同じように、壮一くんの身体表現の魅力は、見ればわかります!

 

【晴一さんとの接点】

アミューズ所属

②舞台「FROGS」(2007年)

晴一さんが以前主題歌を提供した、アミューズ若手俳優による舞台「FROGS」。

壮一くんはその初演で俳優としてデビューしました。当時17歳。

③ハンサムライブ・3LDK

アミューズ若手俳優による年に一度のファン感謝祭「ハンサムライブ」。

そこから派生した、植原卓也・平間壮一・水田航生の3人によるユニット「3LDK」。

そのどちらも、アレンジャーの篤志さんが楽曲制作に関わられています。

(晴一さんと「THE野党」というユニットを組んでいたり、ポルノの「カメレオン・レンズ」のアレンジを手掛けてくださったり、もうすぐ発売される昭仁さんのソロアルバムにも参加していらっしゃる篤志さん。)

湊かなえさん

著名なミステリー作家の湊かなえさん、実は”推し”が平間さん!

(昨年、平間オタク界隈に衝撃が走ったこちらの記事。)

book.asahi.com湊かなえさんは、実はポルノグラフィティと同じ広島県因島出身。高校も同じで年齢も2歳差!

その繋がりでポルノの曲を題材に短編小説を書き下ろしてくださったり、晴一さんのラジオ番組「カフェイン11」に出演してくれたこともあります。

なので今回の「ヴァグラント」には湊さんも、私みたいな兼任ファンと同じかそれ以上に運命を感じていらっしゃるのではないでしょうか。笑

 

youtu.be

youtu.be

youtu.be

amuseplus.jp

 

平間壮一 インタビュー a new musical『ヴァグラント』 「みんなで希望を見て、 夢を見て、未来を見ていけば、何か変えられるかもしれない。一緒に応援し合いましょう」 - Astage-アステージ- (astage-ent.com)

「深くて壮大なテーマのある作品」 平間壮一に聞くミュージカル『ヴァグラント』の魅力や注目ポイント | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)

平間壮一の撮影現場に密着!a new musical『ヴァグラント』ビジュアル撮影レポート│エンタステージ (enterstage.jp)

俳優・平間壮一さんに聞く!“僕の推し活”【推しに推しを聞いてみた】 - OZmall

 


●廣野凌大:佐之助 役(ダブルキャスト

廣野くんの出演作は、私は「ヒプノシスマイク」の舞台を映像でしか見たことがないのですが、その初めて見た時の廣野くんがめちゃくちゃ衝撃で忘れられません。

(そもそも同作品に出演していた他の俳優さん(アミューズ)と演出の方(アミューズ)目当てで、原作をほぼ知らずに軽い気持ちで見てみたら、あまりにも好きなタイプすぎるキャラが現れてショックで原作も軽く追い始めたくらいには衝撃でした。廣野空却くん。)

2.5ではない作品だとどんなお芝居をされるのか、とても興味があります。

あとSNS運用がトガってておもろい。

 

【晴一さんとの接点】

強いて言うならハガレン?(廣野くんがエドをやるのも勝手に大納得してましたが見逃してしまって悔やんでます。続編は見ようかな……)

ちなみに壮一くんとの共通点:青柳塁斗さん(ヒプステで同じチーム)

 

youtu.be

youtu.be

 

廣野凌大 ポルノ・新藤晴一が手がけるミュージカルで主演「破天荒さで道を切り拓いていく」【推し☆メン】 - フジテレビュー!! (fujitv-view.jp)

廣野凌大、明治座舞台に意気込み「暴れまくりたい」 自身の原点や転機も語る | マイナビニュース (mynavi.jp)

『ヴァグラント』廣野凌大インタビュー:脆くて強い、“人間くさいヒーロー”を生きる - Musical Theater Japan

 


●小南満佑子:三葉トキ子 役(ダブルキャスト

歌がうまい!

2020年の朝ドラ「エール」で、ヒロインのライバルのオペラ歌手役を演じていらっしゃったので、そこで見覚えのある方もいるかも?

ミュージカルのヒロイン役を数多く経験していらっしゃいますが、まゆこちゃんが演じると、清楚で可憐な印象の中にも、逆境に決して屈しない芯の強さを感じられるところが好きです。

日本人の役で拝見するのは個人的には初めてだと思うので、それも楽しみ!

 

*壮一くんとまゆこちゃんが切ない恋を演じていたミュージカル「キングアーサー」、WOWOWオンデマンドで8/18まで見られるようです!ぜひ!

WOWOWオンデマンド - 人気番組が楽しめる動画配信サービス

 

youtu.be

youtu.be

 


山口乃々華:三葉トキ子 役(ダブルキャスト

E-girls。ハイローの苺美瑠狂のノノリキちゃん。

私は生でののかちゃんの演技を拝見したことはないのですが、WOWOW放送で拝見したミュージカル「ジェイミー」を見た限りの印象では、真摯でひたむきなお芝居をされる方だなあと感じました。

(「ジェイミー」もまだWOWOWオンデマンドで見られるみたいです!

ご興味あったらぜひ。とても素敵な作品です。

WOWOWオンデマンド - 人気番組が楽しめる動画配信サービス )

LDHだしきっとダンスも得意なんですよね?トキ子が踊る場面があるのかわかりませんが、それも見られたら嬉しいなあ。

 

youtu.be

youtu.be

 

【インタビュー】山口乃々華「一歩先が見えるようになってきた」芝居への意欲【エンタメ】 (musicvoice.jp)

山口乃々華さんへインタビュー!! a new musical『ヴァグラント』“毎公演、命懸けでステージに立っている” - NorieM JapanNorieM Japan

 


水田航生:弓削政則 役

みずたさんって本当に、めっちゃかっこいいし性格もいいし面白いし演技もうまいし歌えるし踊れるしずるい。みずたさんのこと知って嫌いになる人ってそうそういないのでは?

ノーブルな役もコメディも薄汚れた若者の役もできる。

「第1回アミューズ王子様オーディション」でグランプリを取って事務所に入所したガチ王子様です。(未だにたまにネタにされてるこれ)

 

【晴一さんとの接点】

アミューズ所属

②ハンサムライブ・3LDK

壮一くんの項目と同じなので割愛します。

ポルノグラフィティのファン

…らしいけど、私は今回の出演が決まってコメント動画を見るまでその事実を知りませんでした。もっと強めにアピールしてほしかった。そしたら接触イベントの時に話すネタにも困らなかったのに……(笑)

 

youtu.be

youtu.be

youtu.be

amuseplus.jp

 

水田航生インタビュー「日本のミュージカル界に新たな風を吹き込んでくれる」 ポルノグラフィティ新藤晴一が手がけるa new musical『ヴァグラント』 | ランランエンタメ! (ranran-entame.com)

 


●上口耕平:山崎譲治 役

めちゃくちゃスタイル良いし、声もいいし歌もとってもうまいし、演技もうまいし、ダンスもめっちゃうまいし、かっこよくて、とても好きな俳優さんです。

素だとなんかちょっとズレてるところがあってそれがたまに垣間見えるのも面白くて好きです。

上口さんのダンスのルーツにはマイケル・ジャクソンがいるそうです。

品がある役や、スタイリッシュだったり好青年だったりする役をやっていらっしゃることが多い印象なので、ご本人がおっしゃっているように男臭い炭鉱夫のイメージって全然なくて、新しい上口さんが見られそうで楽しみ!!

 

youtu.be

youtu.be

 


玉置成実:アケミ 役

ガンダムSEEDの主題歌を歌われていたので、ハガレンの1期アニメを見ていた世代の方は覚えがある方も多いのでは!

パワフルボイスはミュージカルでも健在で、晴一さんが何度か観劇されていたキンキーブーツにも初演から続けて出演されています。

バーのママさん、色気があって似合いそう!楽しみ!

 

youtu.be

youtu.be

 


平岡祐太:健三郎 役

ポルノファンにはお馴染み、晴一さんのお友達ですね。

舞台に出演されている印象はあまりなくて(一度水田くんとの共演作で拝見したかな)、ミュージカルでは尚更なので、舞台で拝見できる貴重な機会、とても楽しみです。生で歌をお聴きするのも初めてかも。

あと扮装写真のビジュアルがかっこよすぎる……。

前述のハンサムライブではかなり初期の頃に出演されていて、晴一さんにとってはかわいい後輩でも、平間水田からすると少し上の世代の先輩です。

 

【晴一さんとの接点】

アミューズ所属

ほんとーーに晴一さんと仲が良くて、晴一さんが結婚される前はほんとに頻繁に遊んでてエピソードトークでめちゃくちゃ名前を聞いていた印象。晴一さんのラジオ「カフェイン11」はもちろん、ポルノが出た音楽番組にもなぜかゲストで出てギター弾いてくれたり。新藤平岡向野(章太郎さん)のなかよし3人組でしたよね。

 

youtu.be

youtu.be

youtu.be

amuseplus.jp

 

 

●美弥るりか:桃風 役

元宝塚月組2番手スター。2019年に退団されてからもミュージカル界でばんばん活躍されていらっしゃいます。

私は宝塚に関してはあまり詳しくはないのですが、そんな私でも在団中も美弥さまのお名前は耳にしていました。退団されてから出演作を拝見するようになって、本当に美しくてスタイルよくてカッコよくてダンス上手くて歌もうまくて……。

昨年、有難いことに某出演作を最前センターで拝見できる機会があり、この世のものとは思えない美しさにめろめろにされてしまいました。

壮一くんと義姉弟役なのありがたすぎます……。

 

youtu.be

youtu.be

 

 

●吉田広大:森田元 役

めっちゃ歌がうまい!!!

広大くんの声で晴一さんが作った曲を聴けるの、私自身も楽しみすぎます!!!

ハスキーな声なのに高音もめちゃくちゃ出る。

荒々しい演技も迫力があるので、炭鉱夫役も似合いそうだな~って楽しみです。

 

vt.tiktok.com

vt.tiktok.com

youtu.be

 

 

●遠山裕介:松 役

よく響く高音がとっても魅力的。元マレビト役ということですが、遠山さんのダンスも見られたら嬉しいなあ。

公式動画「HARUICHI meets MUSICAL #3」でも紹介されていましたが、今作の振付担当の当銀大輔さんとは双子のご兄弟です。

SEからプリンシパルに、『Fly By Night~君がいた』遠山裕介インタビュー(上) | アイデアニュース

 

youtu.be

(↑眼鏡の男性が遠山さん)

youtu.be

(↑動画ラストでピンクチェックの衣装を着ているドラァグクイーンが遠山さん)

 

 

●加藤潤一:留吉 役

アミューズ所属、元劇団プレステージ所属。

劇団時代から外部のミュージカルに引っ張りだこで、そのスケジュール被りのせいで劇団の本公演に出演できないという状況もしばしば。(晴一さんは先日のnoteで「もっと歌わせればよかったのに」と書いてましたが、劇団の公演でも結構歌わされてた印象です。笑)

ポルノのファンクラブ配信番組のMCでお馴染みのはっさくメガネさん(今井隆文さん)と、晴一さんのお友達でお馴染みの向野章太郎さんとは、劇団時代の仲間ということになります。

 

youtu.be

(↑左が潤一さん)

youtu.be

(今年のRENTには壮一くん(この動画の花村くんとダブルキャスト)と広大くん(緑と青のダウンジャケット)も出演していました。)

 

 

 

私はミュージカルの中でも「RENT」「キンキーブーツ」「ロミオ&ジュリエット」といった作品が特に大好きで思い入れがあるので、以前その作品に出演されていて馴染みのある方ばかりが偶然にも今回キャスティングされていて、それも含めて本当に嬉しくて楽しみです。

(もう1つ「ジャージー・ボーイズ」という作品もとても好きなのですが、その4作品全部に出演歴があるのが加藤潤一さん。ご縁がありますね……。)

 

 

●公式動画など

【HARUICHI meets MUSICAL】

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

www.tiktok.com

 

omny.fm

 

 

【晴一さんの公式note】

(稽古場レポシリーズ以外にも、ヴァグラントの制作過程が垣間見える記事を2年3年に渡って書いていらっしゃってとても面白いのでぜひ……!)

note.com

 

 

●稽古場会見&歌唱披露 動画、取材記事

youtu.be

youtu.be

natalie.mu

後悔させません!「ヴァグラント」平間壮一・廣野凌大らが新藤晴一の楽曲でパフォーマンス(稽古場 / 会見レポート) - ステージナタリー (natalie.mu)

ポルノグラフィティ新藤晴一プロデュース。a new musical『ヴァグラント』稽古写真が到着! | THEATER GIRL

【動画4分】ポルノグラフィティ新藤晴一がプロデュース・原案・作詞・作曲のオリジナルミュージカル a new musical『ヴァグラント』会見・公開稽古レポート « エントレ|演劇動画ニュース (entre-news.jp)

ポルノグラフィティ新藤晴一、初めて手掛けるミュージカルで「僕の中のミュージカル魂、ポルノ魂を燃やした」 - ぴあエンタメ情報 (pia.jp)

ポルノグラフィティ新藤晴一 初のミュージカル制作 a new musical『ヴァグラ ント』稽古快調 | シアターテイメントNEWS (theatertainment.jp)

ポルノグラフィティ・新藤晴一、ミュージカル原案&プロデュースに初挑戦「バンドを組んだときと同じ感覚」 | ORICON NEWS

平間壮一&廣野凌大、新作ミュージカルWキャスト主演に決意「目の前のことを一生懸命に」 物販もしっかりアピール | ORICON NEWS

ポルノ新藤晴一、初ミュージカルプロデュース 熱い現場を称賛「文化祭感がある」 | ENCOUNT

平間壮一&廣野凌大、ポルノ新藤晴一の楽曲は「僕らが愛をキャッチして、それを伝える」 | ENCOUNT

ポルノグラフィティ・新藤晴一さんが手がけるa new musical『ヴァグラント』稽古場取材レポート!! “損得ではなく、面白いものを作ってやろうという感覚は文化祭感がある” - NorieM JapanNorieM Japan

ポルノグラフィティ新藤晴一が夢を形に ミュージカル『ヴァグラント』出演者と意気込み語る|Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

ポルノグラフィティ新藤晴一、20曲以上書き下ろしミュージカル「心より楽しみにしています」 - 芸能 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

ポルノ・新藤晴一が初めて手がけるミュージカルに気合「格好いい、やりたいと思ってバンドを組んだ。そのときと同じ感覚」 : スポーツ報知 (hochi.news)

ポルノグラフィティ新藤晴一「『文化祭感』に感動」プロデュース・原案・作詞・作曲担当ミュージカル/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

a new musical『ヴァグラント』会見&公開稽古フォトレポート | Amuse+(アミューズプラス) (amuseplus.jp)

 

 

●日比谷フェスティバル 動画、取材記事

youtu.be

『ヴァグラント』『FACTORY GIRLS』「3LDK」アミューズの注目作品&ユニットが集合 日比谷フェスティバルレポート | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)

新藤晴一(ポルノグラフィティ)プロデュース。a new musical「ヴァグラント」ビジュアルが解禁! Hibiya Festival2023にてパフォーマンスも披露 | THEATER GIRL

ポルノグラフィティ・新藤晴一、ミュージカル楽曲制作の中で相方・岡野昭仁の音域の広さを再確認「歌いにくいんだな」 - サンスポ (sanspo.com)

 

 

●晴一さん個人の動画や取材記事

youtu.be

youtu.be

ポルノグラフィティ新藤晴一、初めて手掛けるミュージカルへの思い「やれる環境があるのにやらないのは失礼だと思った」【インタビュー】 | エンタメOVO(オーヴォ) (kyodo.co.jp)

「全然ダメ」と言われて始まったポルノグラフィティ新藤晴一の新しい挑戦 | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト

ポルノ新藤晴一、48歳でダメ出しされて学んだこと 「言われた瞬間は、かなり落ち込みましたよ」 | LEON | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)

 

 

●2名以上での動画、取材記事

【動画】加美乃素Presents ミュージカル&トーク

(美弥さん・壮一くん・廣野くん出演)

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 

amuseplus.jp

(水田くんMC、晴一さん・壮一くん出演)

 

a new musical『ヴァグラント』│新藤晴一×平間壮一×廣野凌大 インタビュー | ローチケ演劇宣言! (engekisengen.com)

a new musical『ヴァグラント』 チケット情報 (cnplayguide.com) (晴一さん・美弥さん・壮一くん)

廣野凌大×山口乃々華インタビュー a new musical『ヴァグラント』 「ミュージカルの持つ“熱”と彩り豊かな時間を皆さんにお届けします!」(前編) | THEATER GIRL

廣野凌大×山口乃々華インタビュー a new musical『ヴァグラント』 「ミュージカルの持つ“熱”と彩り豊かな時間を皆さんにお届けします!」(後編) | THEATER GIRL

a new musical『ヴァグラント』明治座公演まもなく開幕! 平間壮一・廣野凌大インタビュー | えんぶの情報サイト 演劇キック (enbu.co.jp)

平間壮一と廣野凌大の活力源は? | えんぶの情報サイト 演劇キック

 

 

●演劇サイト等での紹介記事

ポルノグラフィティ・新藤晴一渾身のオリジナルミュージカルがここに誕生!a new musical『ヴァグラント』 - 演劇メディアAudience(オーディエンス) (engeki-audience.com)

水先案内人町田 麻子がセレクト いま、最高の一本 a new musical『ヴァグラント』 | ぴあエンタメ情報 (pia.jp)

初心者もミュージカルファンも必見!新藤晴一がミュージカル制作の舞台裏を綴る話題のnoteをのぞいてみた | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)

 

 

●掲載雑誌

STAGE SQUARE vol.63 | 日之出出版 (hinode-publishing.jp) (晴一さん・壮一くん・廣野くん)

えんぶ 42号(2023年8月号 7/7発売)ラインナップ | えんぶの情報サイト 演劇キック (enbu.co.jp) (壮一くん・廣野くん)

ミュージカル出版社 (musicalmagazine.co.jp) (2023年7-8月号、晴一さん・廣野くん)

MAGAZINES | 音楽と人.com (ongakutohito.com) (2023年8月号、晴一さん)

月刊エレクトーン|雑誌|ヤマハの楽譜出版 (ymm.co.jp) (2023年8月号、晴一さん・板垣さん)

ステージぴあ WEB版 |チケットぴあ (pia.jp) (2023年7-8月号、壮一くん・まゆこちゃん)

 

 

今回の記事は以上になります!

動画貼りまくったのでもしかしたらめちゃ重い記事になってる……?ご了承ください。

ほんとは皆さんの過去の動画とかも貼りたかったんですけど、もう少し時間がかかってしまいそうなので、ひとまず先に出します!後で貼ります!(推しのオススメ動画とかある方は私のTwitter(X)アカウントまでご連絡ください!)

あと間違いや漏れなどがあったら指摘していただけると助かります!

マナーに関する記事も開幕前には出します!頑張ります!

 

ヴァグラントを観劇するすべての皆さんが、どうぞ劇場で素敵な時間を過ごせますように。

ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ①用語解説・チケットの取り方

(23/5/27いろいろ追記)
 
ふと思い立ってこのツイートをしてからはや2ヶ月が経ってしまいました。
 

 

なんやかんやありまして書き方に悩んだり、RENTに通いまくったり(主な原因はこっち)していたら気づいたら4月に。
公演スケジュールも遂に先日解禁されましたね!
 
 
というわけでこのブログは、ミュージカル『ヴァグラント』の上演発表で、
「推し俳優が生涯最推しアーティストが書いたミュージカルで主演をする」
という事態に気が狂ってしまったオタクが、
「どちらの界隈の友人達にもできる限りこの機会を楽しんでほしい!!」という気持ちが抑えきれずに書き始めた記事です。
動機がそれなので、「ミュージカルって意外と全然ハードル高くないよ!!!気軽に行こ!!!とはいえ最低限のマナーとかは気になるよね!!!わかる!!!私が普段気をつけてることを書くね!!!」というスタンスで、これを書くことで何かを強制したりするつもりは全くありません。(なので「講座」もちょっと伝えたいこととニュアンスが違うなと思ってタイトルを若干変えました。)
今後の記事で観劇マナーなどにも触れる予定ですが、それと反する行動をしている人を劇場で見かけたとしても、過剰に糾弾するような行為は私は望みません。
どなた様も心から観劇を楽しめることを祈っております。
 
 
 
目次
 
これを書いている人の簡単なオタク歴
ポルノグラフィティファン歴:19年(ラバッパー歴:16年)
平間壮一さんファン歴:9年
観劇趣味歴:9年(観劇ペースは平均すると月2~4回ほど。たぶん。)
 

用語解説

「絶対覚えて!!」というわけではなく、これを知っていたら役者さんのSNSでの投稿や、観劇オタクたちの会話もわかりやすくなって楽しいかも~~?と思った単語をリストアップ&私なりに簡単に説明しています。
なのでここは読み飛ばしていただいて、他の項目から読んでわからない単語があったら戻ってくる形でも全然大丈夫です!
 
プリンシパル(メインキャスト)
役名がついた役を演じる、作品の中心となるキャスト。
・アンサンブル
作中で(主に役に名前がついていない)複数の役を演じるキャスト。
1つの役柄に2名の役者がキャスティング(配役)されている状態。
同じ役を回替わりで2名の役者が演じます。
(3名だとトリプルキャスト、4名だとクワトロキャスト。)
・キャストスケジュール(キャスケ)
ダブルキャストの1公演ごとの組み合わせが書かれたスケジュール。
(推し役者がダブルキャストの役に配役されている場合はこれがとても重要になるわけです……。)
・カンパニー(座組)
1つの上演作品にかかわるキャストとスタッフ全員のこと。
・座長
座組の中心になる人、つまり主役を務める役者のこと。
(主役がダブルキャストの場合は、ダブル座長と呼ばれたり。)
・稽古
本番の公演に向けて芝居を試行錯誤しながら作り上げていく練習期間。
 
・ストレートプレイ(ストプレ)
ミュージカルのように楽曲を歌い上げるわけではない、一般的なセリフ劇のこと。
・ソングスルーミュージカル
歌と歌の間のセリフにもメロディがついているミュージカルのこと。
(今回のヴァグラントはこの形式ではなく、曲と曲の間のセリフにメロディはついていない形式だと思います。)
・ジュークボックスミュージカル
ミュージカル用に作られたわけではない、ミュージシャンが歌うために作られた楽曲を集めて制作されたミュージカル。
例)ジャージー・ボーイズ(フォーシーズンズ)、プリシラ(70~80年代ディスコミュージック)、マンマ・ミーア!ABBA)、ビューティフル(キャロル・キング)、MJ the Musical(マイケル・ジャクソン)、クラウディア(サザンオールスターズ)、ムーラン・ルージュ! など
(いつかポルノグラフィティ楽曲のジュークボックスミュージカルも観てみたいです……!)
 
・上手(かみて)/下手(しもて)
客席からステージを見て右手側が上手、左手側が下手。
・幕間(まくあい)
1幕と2幕の間の休憩時間のこと。
・客席降り(客降り)
役者がステージ上から降りて客席の通路などを歩く演出のこと。
・カーテンコール(カテコ)
舞台の本編上演後に、キャストが順番にステージに登場して客席に向かって一礼する時間。
大抵はアンサンブル→プリンシパル→主役の順番で登壇します。
観客は拍手でキャストの皆さんを称えます。
カーテンコールの際、拍手だけでは伝えきれない称賛の気持ちをキャストに伝えるために、観客が立ち上がって拍手をする行為。
公演初日前日などに、本番と同様の流れで行われる最終リハーサルのこと。
近しい関係者が客席に座ったり、メディアの取材が入ったりします。
そこで撮影された写真や映像が、初日に合わせて各演劇関係メディアで記事としてリリースされたり。
・マチネ/ソワレ
昼公演/夜公演。(フランス語だそうです。)
「マチソワ」は、1日で昼夜公演がある日程のこと。観客側が使う場合はそれを両方観劇すること。
・アフタートーク (←追記しました。今回アフトクがあると思ってなくて書いてなかった……)
舞台本編上演後、カーテンコールも終わった後に、キャストさんや制作スタッフさん数名が再びステージに上がって作品について話してくれる時間。
その公演のチケットを持っている人はそのまま自分の席で見ることができます。
一度キャスト全員が舞台裏に下がった後に、準備をしてから戻ってきてくれるのですが、その時に衣装のまま出てきてくれたり私服に着替えていたりは作品によって違います。
時間はだいたい20~30分くらいのことが多い印象です。アフトクあり公演を観劇する際はその時間も予定の中に考慮しておいた方がいいですね。
・千秋楽(前楽・大千秋楽)
公演期間の最後の公演のこと。
観劇オタク同士の会話の中だと略して「楽」と言ってたりします。
各地ごとに「東京楽」「大阪楽」などと呼んだり、千秋楽の1つ前の公演は「前楽」と呼んだり。
ダブルキャストの役がある場合は、片方のキャストは先に千秋楽を迎えることになるので、「○○さん楽」と呼んだり。
その演目の、各地含めて正真正銘最後の公演は「大千秋楽」と呼ばれます。
(「千秋楽」「千穐楽」という二通りの漢字表記がありますが、昔の芝居小屋などでは、火災を連想するものを避ける意味で「秋」を避けて「穐」の字を使ったため、縁起をかつぐ意味でその慣習が今でも残っているそうです。)
----------
用語集にもっと興味のある方はこちらもどうぞ。
 
 

チケットの取り方

【取る公演を決める】

1.見たいキャストを決める

今回はダブルキャストが2役ありますので、「平間・小南」「平間・山口」「廣野・山口」「廣野・小南」の4通りの組み合わせが存在します。
ミュージカル観劇が趣味のオタクの場合は、今までの自分の経験から、好きな役者さんや見てみたい役者さんを選んで組み合わせを決めるのですが、
「どのキャストも知らない人だし特にこだわりはない」という場合は、項目②の「日程」を優先して選んでいいと思います。
2回以上観劇できる場合は、ダブルキャストを回替わりで全員見られるような組み合わせでチケットを取ると、役者さんによってそれぞれ違う解釈や表現を味わうことができるので非常に楽しいですよ。
同じ役でも、ダブルキャストで違う人が演じることによって役自体やストーリー展開の印象も変わったりするものですし、
シングルキャストの役も、相対する人が変わると芝居が少し変わってくるものです。
 
 
2.日程を決める
キャストスケジュールを見ながら、項目①で決めたキャストの日程の中で自分が行ける日を決めましょう。
逆に、だいたい行ける日を決めてからそれぞれキャストの組み合わせを見てどの公演にするか決める、という順番でもいいと思います。
ちなみに、2幕もののミュージカルの上演時間は、休憩時間を含めてだいたい3時間ほどです。
ヴァグラントの上演時間がどうなるかはまだわかりませんが、3時間くらいと見ておけば大きくズレることはないと思います。(はっきりした上演時間がわかるのは、稽古終盤や開幕直前になることがほとんどかと……)
(休憩なし1幕ものの場合もありますが、その場合は2時間前後の作品が多い印象です。)
 
 
3.席種を決める
ポルノグラフィティのライブは基本的に全席一律料金ですが、演劇に関しては、キャパ1,000以上の会場の場合は席種が分けられていることが多いです。
単純に説明すると、ステージに近い席や見やすい席はチケット代が高く、遠い席や見にくい席ほどチケット代が安く設定されています。
だいたい、S席が12,000~15,000円、A席が8,000~10,000円、B席が5,000円前後のことが多い印象です。
参考に、今年1~2月に明治座で上演されたミュージカル『チェーザレ』の席種設定は下記の通りでした。
S席13,000円(1階席・2階席正面)
A席8,000円(2階席左右・車いすスペース)
B席6,000円(3階席正面)
B席左右5,400円(3階席左右)
※B席左右は演出の都合上、舞台の一部が見えづらい可能性のある座席となります。
※B席左右は先着先行から受付を開始いたします。

(追記)

今回の『ヴァグラント』ではS席13,000円(1・2階席)、A席7,000円(3階席)でした。

 
【チケットを取る方法】
ミュージカルのチケットを取る方法も、ライブなどの場合とあまり大差はありません。
 
1.各出演者のファンクラブなどの先行
ミュージカルのチケット先行で、多くの場合まず最初に始まる受付です。
受付期間や当落発表は、数日ズレたりはしますが大体どの出演者の受付も同じタイミングの印象です。
今回は晴一さんが企画から関わっているということで、ポルノグラフィティオフィシャルファンクラブ「love up!」での受付も期待したいところです。
また、今作は主催もアミューズで、平間さん・水田さん・平岡さんがアミューズ所属のため、「アミューズプラス(旧アミューズモバイル)」での受付も必ずあると思います。
(というかアミューズは役者個人のファンクラブがない場合が多いので、アミュプラの受付がないと上記3名のファンは先行受付でチケットを取る手段がありません!笑 なので絶対に実施されます。)
(余談ですが、ミュージカル界隈では制作側が役者個人の「集客力」を気にする場合もよくあり、どの出演者の先行で何枚チケットが申し込まれたか、ということが次回作などに向けて結構大事なポイントだったりします。
なので「晴一さんのミュージカル制作デビュー作を応援したい!」という気持ちがある方は、love up!先行でチケットを取ることも、1つの応援の手段に繋がると思います。
ポルノグラフィティ新藤晴一を目的にミュージカルのチケットを取ってくれる人がこれだけの数いる」というアピールになりますので。)
 
 
2.劇場先行
劇場によっては、独自の会員制度をそれぞれ運営していて、そちらでもチケットの先行受付を行う、という場合があります。
明治座さんは「席とりくん」「めーる倶楽部」の制度があるようです。
私は今までこちらを利用する機会があまりなかったため、詳しくはご自分でお調べいただけたら幸いです!(『ヴァグラント』ではこちらの受付がない可能性もあります。)
3.プレイガイド先行
ライブのチケットを取る際にもお馴染みの「チケットぴあ」「イープラス」「ローソンチケット」などのプレイガイド先行も順次行われます。
ポルノグラフィティ」や「ヴァグラント」やその他出演者の名前でキーワード登録をしておけば先行受付メールが届くのではないでしょうか?
 
 
(追記)
3-2.クレジットカード会社の優待サービス
これも今回あるとは思っていなくて記載していなかったのですが……、
各クレジットカード会社のサービスで、演劇や映画などの優待チケットが出ていることがあるのをご存じでしょうか?
「ヴァグラント」も今回、その対象になっているようです。
ご自分がお持ちのカード会社のサービスページを確認してみてもいいかもしれないです。(エポスカードセディナカードでは実施されていることが確認できました。)
大抵の場合は受付する日程や枚数が限られていたり、座席も前方というわけではなかったりするのですが、その分、普通にチケットを買うよりは少し安めに購入できたりします。
 
 
4.一般発売
上記の各種プレイガイドで一斉に発売されます。
ライブの場合は、人気公演だと「販売開始1分で繋がったのにすでに完売してた……一般発売のチケットなんて本当に存在した……??誰が取れたの……??」という事態になることも多くありますが、
演劇の場合は、相当な人気演目でもない限り、一般発売が開始した瞬間にチケットが1枚もない、ということはない印象です。
 
まあ、『ヴァグラント』が「相当な人気演目」に該当するかどうかはわからないのですが!期間も意外と短いですしね……。
ここからはあくまで私の感覚なので話半分で聞いていただきたいのですが、今回のような若手中心キャストで・明治座という劇場としては大きめのキャパで・あまり作品の情報がない新作公演で、という点だけ見ると、チケットが即完売するような演目ではないかな……と普段だったら判断すると思います。(ミュージカルオタクは新作公演は様子見して評判を見てからチケット取りがち)
ですが、そこにプラスして「ポルノグラフィティ 新藤晴一」の名前に惹かれてミュージカルのチケットを取る方がどれくらいいらっしゃるのか、そこは完全に未知なので、私も全く予想ができません!笑
(追記:
・「あまり情報がない新作公演」というのは悪く言っているわけではなく、逆にこれと対比になるような作品は「何度も再演を重ねていて作品自体のファンも付いている公演」のことを指します。だから「情報を出して!」と言っているわけではないです。楽曲は事前に知ることができたら楽しみが増すことが多いですが。
・「チケットが即完売するような演目ではないかも」も悪く言っているわけではなく、逆にそれくらいの方が、公演が始まってから評判を見て興味を持ってくれる層の方々や、先行開始時点ではスケジュールがわからなかったけど直前に都合が付いた方々がチケットを取りやすいですし、良い作品ってそうやって評判が評判を呼んで育っていくものだと私は思っています。最速先行でチケットを取りに行くガッツのあるオタクだけで客席を埋める必要はないです。)
 
また、通常公演と比べて初日(8/19夜)や千穐楽(9/18昼)公演の倍率がおそらく若干高いだろうということはポルノファンの方にもご想像いただけるかと思うのですが、
ダブルキャストのファンの方は、自分の推しの初日と楽を狙うはずですので、その分、8/20昼(廣野山口初日)や8/23夜(廣野東京楽)、9/17昼(廣野山口大楽)あたりもちょっと競争率上がりそうだな~とは思います……。どうなんだろう。平日だとそこまででもないのかな。
ご想像いただけるかと思いますが、通常公演でも平日よりも土日祝公演の方がチケットは取りにくいです。
 
 
(追記)
・番外編:譲渡や交換
ミュージカルなど演劇の公演では、よっぽどの人気作品(エリザベートとか)でもない限り本人確認が行われるケースは稀です。(漫画原作などの2.5次元作品の場合は厳重なこともありますし、ミュージカルでも宝塚や劇団四季などはまた事情が違うと思いますが。)
そのためTwitterなどで個人間のチケット譲渡のやり取りは日常的に行われています。
ですが、募集ツイートを見かけても慣れていないとなかなか声を掛けるのは怖いですよね……。
公式でリセール機能やマッチングシステムの制度が整っていればいいんですけどね。
問題ないとは思いますが、お取引は自己責任でお願いいたします。
 
 
 
今回の記事は以上になります!
今後あと2回ほどに分けて、「簡単なメインキャスト紹介」や「観劇マナー」「スタオベのタイミング」などについて自分なりの文章を書けたらなと考えています。
(もしこれを読んでくださっている各出演者のファンの方の中で、紹介してほしい動画などがある方はご一報いただけると大変助かります!)
 
時間がかかってしまってましてすみません……。
Twitterの動向もなんだか不安ですので、Twitterが消える前にせめて1記事は!と思いアップ致しました。笑
もし今後アップする予定の記事にもご興味を持っていただけましたら、こちらのブログをブックマークしていただけると安心かなと思います。
 
 

4月生まれのあなたへ

と、まあ、正確に言うと「あなた"たち"へ」だし、

正確に言うと、本人たちに直接宛てるつもりはないのですが、

自分の気持ちの整理として。言い訳みたいな文章です。

 そうならないように気をつけて書いているのですが、過剰に関連づけたり比較するみたいになってしまっていたらすみません。どなたにとっても読んでいて気持ちいい文章ではないと思うので先に断っておきます。

 

続きを読む

前田ベンヴォーリオの話をしたい(2021ロミジュリ・前田公輝さんのこと)

 遂にDVDも届いたということで、今回は2021年私的「こんなはずじゃなかった」大賞圧倒的1位、前田公輝ベンヴォーリオの話をさせてください。
(ご本人についても書いてたらクソ長くなっちゃって全部で8000字近くあるのでお時間のある時に読んでいただけたら…。)
 
 
 
----------
 
 私のTwitterアカウント(@shuya9174)やこのブログを見てくださっている方はご存じかと思いますが、私は俳優の平間壮一くんが推しの1人で、芸能事務所アミューズのオタクをやっています。
 彼が2017年と2019年の2期続けて出演したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』も、彼が演じるマーキューシオも大好きで、でももう次のロミジュリにはさすがに出ないんだろうな…まるっと世代交代だろうな…さみしいな…次は誰がやるんだろう…と思っていたので、
そんな作品に入れ替わりで、彼の事務所の後輩の甲斐翔真くんがロミオで主演するという発表を見て、それならじゃあ見に行こ!2019年でマキュのダブルだった黒羽麻璃央くんもロミオだし、せっかくだから全キャスト見れるようにダブルキャスト1回ずつ行こ♪とりあえず両方初日でいいかな!と軽い気持ちでチケットを取ったのですが、
マジでこんなはずじゃなかった。
 結果、配信も入れると計5回見ました。DVDも両ver買いました。なんで??
すべては前田ベンヴォーリオのせいです。
 
 
 
 前田公輝さんが演じたベンヴォーリオは、それまで2017年・2019年で4人のベンヴォーリオを見てきて、「ベンヴォーリオってこういう役だよね〜」というイメージがなんとなく固まってしまっていた私の脳内を、ぐっちゃぐちゃに引っ掻き回してくれました。(2019のたつベン(木村達成くんのベンヴォーリオ)もかなり新鮮だったんだけどね。)
 それまでのベンヴォーリオのイメージって、司令塔的な立ち位置で一歩引いたところからモンタギューのみんなを俯瞰して導いているか、少しヘタレで頼りないみんなの弟キャラ、のどちらかで、どっちにしろ戦いにガンガン参加していく印象じゃなくて、暴れん坊なマーキューシオのブレーキ役というイメージでした。
 だから戦いに乗り気で、特攻隊長のマーキューシオと一緒に自分もガンガン戦いに参加していく、喧嘩を楽しんでる前田さんのベンヴォーリオ像が新鮮でした。
 
 前田ベンの素晴らしさを簡潔に言うなら、私的には表現やお芝居の細かさ。
 そこのシーンを見ただけで「この人物は今こう考えているんだな」ということが、考えるよりも先に頭に入ってきて理解させられて伝わってくる、セリフ回しや表情の繊細さが素晴らしい。
 
 私が特にそれを感じたのが、『ヴェローナ』~『憎しみ』後、モンタギュー夫人とのやりとりでの「それ以上追いませんでした!!」の言い方。
 そこ?!って感じなのかもしれないですが、
「このベンヴォーリオは、ロミオを見かけたけど追いかけなかったことを、夫人に怒られるかも…!と思って言い訳してるんだ!!」ということに初めて気づけて衝撃でした。
 あのシーンって、ロミオが冒頭の乱闘シーンにいない理由や、ベンヴォーリオとロミオのキャラクター性や関係性を伝えるために必要な繋ぎのシーンという印象で、なんでもないやりとりだと思っていたのに、そのなんでもないシーンで新しい解釈を与えられて、序盤で「えー!この人すごい!!演技うっっま…!!」とワクワクしてしまいました。
 今までのベンヴォーリオの皆さんが下手とかそういうわけじゃ決してないんですよ。でも衝撃だった。この少しのやりとりにも意味を込められるんだな~って。
そんな人のその後の演技、ずっと期待してしまいますよね。
 3期続けてモンタギュー夫人を演じてらっしゃる秋園さんも、彼を相手しててびっくりしたんじゃないでしょうか?って勝手に思っているので聞いてみたいです。笑
 
 あとは曲を追って箇条書きで書いていきますが、
 
・『綺麗は汚い』のかわいさ。
あの曲で1番楽しそうなベンヴォーリオはきっと前田ベン。
天てれ戦士のNHK教育テレビ力(ぢから)を見た。
フォロワーさんいわく「まえべんおにいさんといっしょ」
 
・『決闘』の感情。
今までのベンヴォーリオは決闘の中で、戦いに割って入るロミオを「邪魔するな」って止めたい気持ちから、ロミオに説得されて考えを改めてロミオと一緒にマーキューシオを止めようとする、に変化していく印象だったんですけど、
前田ベンはずっと一貫してロミオに「邪魔するな」って言っているのかなって。
彼が歌う「誰もが自由に生きる権利がある」は、俺たちが、マーキューシオが戦う自由もあるだろ、の意味に感じました。
あと階段で戦ってる時つよすぎる。おやこーの気配を感じた。
 
・『マーキューシオの死』の表情。
マキュが刺された時の表情、私2019年までは決闘のシーンってマーキューシオしか見えていなかったので(…)、直前にベンがティボを止めようとして突き飛ばされて、地面に倒れたその姿勢のまま、マキュが刺されるのを目撃してしまう、という流れになっているのを初めて知って…、震えました。
その瞬間の、時が止まったような表情から、マキュに駆け寄って抱えている時の表情、マキュが事切れた時、その後にロミオが起こした行動に呆然としている表情、全てが素晴らしい。ベンヴォーリオの感情が痛いほど伝わってきます。DVDで見ても何度でも泣いてしまう。
 
・『代償』の表現。
ロミオをかばうために「あなたたちの憎しみが僕たちを駆り立てた、僕たちは犠牲者だ」と大人たちに訴えかける。
前田ベンは、それまで呆然としていたのにロミオをかばうためになんとかその言葉を捻り出した感があって、それが詭弁であることは薄々自分でもわかっていながら言っていて、「言い逃れだわ!」とキャピュレット夫人に叫ばれてそちらを振り返ったのは、図星を突かれたみたいに見えた。
ここ、りょんベン(三浦涼介さんのベンヴォーリオ)は「言い逃れだわ!」って叫ばれて、「あぁ゛っ?!」って叫び返して威嚇するんですよね。本気で主張してかばってる。 
たつベンも絞り出してる感じだけど、でもその主張自体は信じながら言っている。
みんな表現が違って、みんないいなあと思いました。
前田ベン、ロミオをかばって寄り添ってから、落ちていたナイフを手に取って走り去るまで、全部の表情が素晴らしい。甲斐ロミオの表現も細かくて素晴らしいので、DVDでもこのシーンの情報量すごい。
 
・『狂気』
決闘の時は、ロミオに邪魔するなって言っていたはずのベンヴォーリオが、「頭を冷やせ」と止めに入る、「みんな狂っている」と狼狽える、それだけマキュの死やロミオの行為が彼に与えた変化の大きさ、彼にとっての2人の存在の大きさが伝わってくる、それまでの演技の積み重ねのすごさ。
 
・『どうやって伝えよう』
ミュージカルの歌唱表現には必要不可欠な「喋るように歌う、セリフの延長線上に歌がある」ができてる人だなと思う。ミュージカル初挑戦で…?なんで…?すごい…。
前田さんの歌、個人的には唸るほど上手すぎるというわけではないんですけど(すみません…)(もちろん下手ではないし十分上手いんですけどミュージカル界には歌が上手すぎる人たちがいっぱいいて…)、
技術は後からいくらでも身に付けることができるし、1番大事ながら難しいだろう「セリフとして歌う」ができるセンスがすでにあるのは本当にすごいなと。
歌の中で心境が変わっていく様子、最後の決意の顔の険しさ、実際に伝えるシーンとの繋がり、素晴らしいです、痛くて泣いちゃう。
あと私、このシーンに2019年から入った、スクリーンに写真を映す演出(通称インスタスライドショー)どちらかと言うと否定派だったんですけど、前田さんの表現力のおかげでそれも意味のあるものに見えてきました…。
 
・『何故』『罪びと』『エメ』
霊廟のシーン、ロミオの亡骸に駆け寄って、何が起きたのか、自分が何をしてしまったのか悟った時の顔、
「何を頼りに生きていこう、希望は閉ざされた、神よ」も歌えないくらい、本当にその言葉をただ呆然と呟いているみたいな前田ベン。
もともとのお顔立ちの関係で口元が薄ら笑みの形のように見えて、人間が心底絶望した時ってこういう顔をしてしまうんだな…というリアルさが凄かった。
憔悴しきった様子のままロミオとジュリエットの亡骸を寄り添わせて、両家の和解を祈るような気持ちで見つめる顔、
ヴェローナの今後のことは頼んだよ…君ならできるよ…の気持ちになりました。
ここも見るたびに号泣してしまいます、劇場で観劇した時は泣きすぎてすぐに切り替えられない回もあったほどでした。(なのに当の本人はカテコでニッコニコで踊ってて、なんで?!このおしまいの感情の責任取ってよ?!って理不尽にも思ってしまったり笑)
 
 
 私は2019年までは、推しがやっていた役だしキャラクターとしてももともとベンヴォーリオよりマーキューシオの方が好みなので、”マーキューシオの物語”としてロミジュリを見ていることが多かったです。
 そんな私に”ベンヴォーリオの物語”として、新しい視点で見る魅力を教えてくれたのが前田ベンヴォーリオです。
 前田ベンのおかげで、推しが出ているからという理由だけで好きだったわけじゃなくて、私はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』という作品自体がかなり好きなんだなということに気づけて、もっとこの作品が大好きになりました。
 2021ロミジュリ全体で書きたい素敵なところももっとたくさんあるんですよ、
もう自分も離れなければいけないのかなと思っていた作品を、こんなに今年も楽しむことができたのは本当に嬉しくて、今年のロミジュリカンパニーの全キャスト、全スタッフの皆さんのおかげだなと思います。
 DVDに残していただき本当にありがとうございます!
 
----------
 
 この後はちょっと前田公輝さんご本人のことについて書きたいんですけど…、
 
 初日観劇して前田ベンの衝撃でふらふらになっている私に追い打ちをかけたのが、その日のカーテンコールでのとある事件だったなと思います。
 初日だから、演出の小池修一郎先生がご登壇されてご挨拶されていたのですが、若者メインキャスト1人1人について短くコメントされていく中で、ベンヴォーリオの順番になって、「えーっと…味方くんだよね?」とおっしゃったんですよ!!
 私は思わず「違いますけど?!」と叫びそうでした、すっかりまえベンのリアコになってたので。笑
 でも、初日カーテンコールの場で演出家から名前を間違えられるってかなりショックなはずなのに、前田さんは「惜しい!3文字なのは合ってるんですけどね〜!!笑」って素早くそれを笑いに変えてて!!3文字なのはって…ほぼ何も合ってないみたいなものなのに!笑 そんなやさしいにも程があるフォローある?!
 頭の回転が早くて優しくて面白い良い人なんだな~~~と思って、ご本人の好感度も爆上がりしてしまいました。だからもう全部イケコのせいですねこれは。笑
 
 東京千秋楽のカーテンコールでも小池先生がご登壇されて、そこでは話の流れを急に変えて唐突に前田さんをピックアップされてて、
それに「僕なんかが…いいんでしょうか…」って反応されてる前田さんを見て私は「謙虚!!いいに決まってるじゃん!!!」って叫びそうでした、すっかりまえベンのリアコになってたので。笑
 「今日はホリプロの社長もいらっしゃってるので、是非彼に今後もミュージカルを」って小池先生もおっしゃってたので、是非またミュージカル出てほしいです…本当に……責任取って………。
 
 
 私はこうなるまで前田公輝さんのお名前にはなんとなく見覚えがあっても、どういう方なのか詳しくは知らなくて、(若手俳優のオタクやってると名前だけ見覚えある若手俳優たくさんいませんか?)
2021ロミジュリキャスト発表時に、Twitterでフォロワーさんが「味方良介と前田公輝のダブルキャストどういうこと?」と言っているのを見て、「味方くんと同じくらい有名な人なんだな〜テニミュの人とかなのかな?」(テニミュも全く通ってきてないので詳しくなくて…)とか思ってたんですが、全然違った、ハイローの人だった。
 
 「HiGH&LOW」シリーズは、あれだけいろいろな事務所の若手俳優がたくさん出ている中で、アミューズ若手俳優が1人も出演していない(唯一出演してるアミューズ所属の俳優さんが岸谷五朗さん)のもあって、対岸の火事(触れる人みんな落ちていくのめっちゃ怖いし近寄らんとこ…)と思って今までまっっったく触れてこなくて、意図的に避けて生きてきたんですね。
 ロミジュリ初日終わりに「前田くん、ハイローの人なんだ〜なるほど、だから強そうなんだ…」って呟いた途端に見知らぬ前田さんのファンの方からいいねがたくさん付いて、ハイロー沼にいるフォロワーさんやリア友から爆速リプライが来てやっぱりハイローやくざ怖いなと思いました。(失礼な発言)
 リア友からはその後、映画『HiGH&LOW THE WORST』の初回限定盤Blu-rayをプレゼントされました。なんで??(「かずほくをよろしく」だそうです)(THE RAMPAGEさん、人数多すぎん?覚えられる気がしないよ)
 夏以降なかなか時間がなくて、結局まだドラマ2期の轟くんが出る回とザワしか見られていないので、年末年始休みにハイローシリーズちゃんと履修したいかなっておもいます…。
 ちなみにそのリア友からは現在『PRINCE OF LEGEND』?の円盤を渡されたまままだ手を付けられてないです、これも年末年始に見て返すね…。
 
 
 ロミジュリを観た直後に、「なんで私この人のこと知らなかったの…?何やってた人なの…?」と前田さんのプロフィールを調べて、
「ごくせんの青メッシュの人」とわかった時は「お前かーーー!!!」(口が悪い)となりました。
 当時はほぼ春馬くんしか見えてなかったけど、青メッシュの人がいたのはビジュアルとして印象に残ってる。今度円盤見返したいな。
 あとは平間くんが2016年に出演していた朗読劇「私の頭の中の消しゴム」に前田さんも出演されてて、そこでもニアミスしてたのもウケました。このパネルうちにある。
 
 ロミジュリ公演期間中も、「黒髪の時と顔違くない???」「私が見たベンヴォーリオの人と、"前田公輝"で検索して出てくる写真の人の顔が全然違う」って言ってたんですけど、
半年経った今でも前田さんの他の作品見るたびに「違う人じゃん??」って言ってます。
 黒髪の前田さんと金髪の前田さんと前田ベンと轟くん、私は全員違う人だと思ってます。全員別人。
 でもiPhoneのピープルアルバムは前田ベンの写真と黒髪の前田さんの写真を同じフォルダに入れてくるので、iPhoneの方がよっぽど私より同一人物だってことをわかってるのかもしれない。
 
 私は前田ベンから入ったので、役のイメージは明るくておおらかでかっこいい、本人の内面の印象もそのまま""陽""で固定されてるのでギャップはほぼないんですけど、
黒髪の陰のあるビジュアルの役の時にハマって中身この性格だったらギャップで頭おかしくなるんじゃないかなと思います。
 轟くんからハマった前田さんのファンの方たち、このギャップに耐えてファン続けてらっしゃるのスゲーなって思います。ギャップに耐えられる特殊な訓練をされてる方たち? あとやたら絵が上手い方が多くてスゲーなとも思ってます。
 前田さんファンの皆さん(fan-ilyさん)の印象、まえださんのことが大好きでパブサが上手くて熱心で布教の熱量と的確さがすごくてやたら絵が上手い人が多くてギャップに耐えられる特殊な訓練を積んだ、オンライン接触を"タイマン"と呼ぶ面白い方たち。(失礼な発言)
(追記:このブログを読んでいただいた前田さんファンの皆さんの感想を読んで、皆さんもギャップに耐えられてるわけじゃなくてむしろギャップで頭メチャクチャにされて落ちてるんだなということがわかりました。笑)
 ツイート拝見してて面白いので、ロミジュリ期間中に私の”まえベン狂いツイート”に反応いただいたファンの皆さんのアカウントをリストに入れさせていただいてこっそり拝見してます…行動がキモオタですみませんほんと…。
 ちなみに刺さったダイマCMNOWのメイキング動画と、なんか銭湯の取材のやつ。
(銭湯の取材のやつはちょっと直接リンク貼るの憚られるので(…)、興味ある人は"前田公輝 銭湯"で検索してみてください。笑)
 
 
 あと2022年カレンダーも買いました。先日届きました。やばいですね?私は11月の写真に呻き声を上げました。

horipro-shop.com 全編金髪での撮影、まえベンに狂った新規を離さないためなのかなんなのかわからないですけど、もしそうだとしたらホリプロの商売のうまさスゲーなって思います。

 抽選特典のオンライントークも、ファンクラブ枠での購入じゃないし(fan-ily、ロミジュリ円盤購入特典のために一度入会したけど惜しみながらもう抜けてしまった)当たらんやろ♪まあ当たったら腹括って考えよ!の軽い気持ちで応募したら当たってしまいました。

 何話せばいいんだろ? 当日、甲斐翔真コンサート(平間くんゲスト)のマチソワ前なんですけど…ちゃんと考えます。
 
 
 推すという行為には責任が伴うと思っているので、前田さんについてまだ私は、この人に対して責任を取れるのか?って見極めている途中というか、推してない、現時点ではまだ推してないんですけど、仮に今後推したとして、私は"子供時代から芸能活動やってて特撮もテニミュも出演してない自分と同世代の俳優"しか推せない運命にでもあるのかな?と思ったりする。
 
 朝ドラ『ちむどんどん』の出演もとっても楽しみで来年の春が待ち遠しいんですけど、やっぱりまた舞台でもはやく見たいなって思います。
 ミュージカルも見たいし(柿澤勇人さんとミュージカルで共演してほしいのでホリプロさんお願いします)、個人的には前田さんには劇団☆新感線に出てほしい。
あのお芝居の繊細さを新感線作品の熱量で浴びて狂いたいなとか。
『髑髏城の七人』で前田捨之介が見たいなとか。
 
 
 この長いブログを読んでいただいた人の中に、もし2019ロミジュリを未見の方がいらっしゃたら、ぜひそちらも、平間マーキューシオも見てほしいかなって思います。
 キャピュレットへの憎しみとロミオへの愛でぐちゃぐちゃになってる壊れそうな精神不安定なマーキューシオ。見てほしい。
 
 あときっと確実にロミジュリナンバーも歌ってくれるはず(?)なので、先述した甲斐翔真くんコンサート(平間壮一さんゲスト)の配信もご都合良かったら見てください。
 
【日程:2021年12月25日(土)18:00回(アーカイブなし)】

a.amob.jp 

 

(22/7/31追記。これを書いた2021年末時点ではまだ迷いつつ悪足搔きしてたんですけど、現在はもう、前田さんのファンになってしまってるなあという自覚を持って専用Twitterアカウント(@shumai_ya)まで作ってしまいました、という後日談です。)