スリル・ミー2023を終えて&配信のすすめ(11/5追記)
(11/5:ヤマコー感想追記しました。)
ミュージカル「スリル・ミー」2023、全公演お疲れ様でした!!
そして全ペア配信決定、本当にありがとうございます!!
ツイートでのオタク特有の軽いノリの文章だとニュアンスがうまく伝わらずに誤解されてしまった部分もあるように感じたため、改めて簡単な所感をちゃんと文章として書いてみます。
(作品の布教というよりも、過去に観劇していたりでこの作品をすでにある程度知っている方向けの文章です。ミリしらの方の布教には向きません。)
文章の性質上、物語のネタバレを含んでいるため、作品未見の方はできれば読まないでいただきたいですが、
「配信でどのペアを買うかの参考にしたい!」という気持ちでこの記事を開いてくださった方のために、それについての結論だけ先に書いておきます。
演技や歌声や顔が好きな役者さんがいるペア、もしくは以下の各ダイジェストを見て1番興味を惹かれたペアを買ってください!
スリルミー初見の機会は人生に1度だけ。出会いを大切にしていただきたいです。
*
前書きとして、私は「スリル・ミーがミュージカルの中で1番好き!」という方達に比べるとこの作品を熱心に見てきたわけではないため、違うよ!と感じられる部分もあるかもしれませんが、あくまで私個人の「スリル・ミー」観として読んでいただければ幸いです。
2019年に初見してから、今まで私が見たことのあるペアは下記の6ペアです。
【私・彼(敬称略)】
●松下洸平・柿澤勇人(2019)
●成河・福士誠治(2019、2021配信)
●田代万里生・新納慎也(2021配信)
●松岡広大・山崎大輝(2021)
●木村達成・前田公輝(2023)
●尾上松也・廣瀬友祐(2023)
それを通して、この作品の数ある魅力のうちの一つは、「”私”と”彼”のパワーバランスが終盤で逆転する点」にあるなと感じました。
客観的に見ると、家柄や成績は良いのにどこか幼くてあか抜けない”私”を、スマートで人気者な”彼”がどういうわけか気に入って手元に置いてやってる、みたいな構図。
そうやって”私”のことを見下していた”彼”が”私”に喰われて破滅する、その結末。
私は2021年に松岡山崎ペアを見た時に、体格や、作中の2人の関係性から、「ああスリルミーってこういう作品だったのか」ということを初めてスッと自然に理解することができたため、その印象のままなら初見には松岡山崎ペアをおすすめしたいです。
が、噂によると今年は松岡私が2年前よりもかなり強くなっていて、2人の関係性が変化しているとのことなので、もしそうなら今年の松岡山崎ペアは「パワーバランスの逆転」という形からは外れるのかなあと思います。
(今年のこのペアは未見なので、配信で見てから改めて印象を追記しようかなと思います。)
また、木村前田ペアは、物語の序盤から2人のパワーバランスにあまり差はなく(ともすれば”私”の方が終始強く感じる回もあるくらいで)、かつては対等で良好な友人関係を築いていた2人のようにわたしには感じられたため、こちらも「パワーバランスの逆転」といった形からは外れるのかなと思います。
お互いを求めあっていることは確かなのに(それが愛に因るものかどうかは解釈によるけれど)、それゆえお互いを傷つけ続け、だんだんと崩れていって、「九十九年」で決定的に2人の関係性が壊れる、という点が、新鮮な描き方に感じました。
尾上廣瀬ペアは、一見「パワーバランスの逆転」という形には則ったペアのように思いますが、それ以前に何よりも廣瀬彼が怖すぎる。
”彼”にありがちな圧力を与えてくるモラハラ気質な怖さとも違う、
まばたきを全くしなくて終始目がガンギマリで、感情が爆発するポイントやセリフ回しがどれも不規則で読めなくて、人間の感情が通じない未知の生物と出会ってしまったかのような怖さ。頭で考えるよりも先に本能が危険を知らせてくるタイプの恐怖を廣瀬彼からはずっと感じていました。
ああいった凄味のある表現をできるのは心から凄いと思います。
が、初見をこのペアで見ると物語の恐怖が倍増してしまうのでは……と、尾上廣瀬ペアでスリルミーを初見する見知らぬ誰かのことを心配してしまいました。
結果的に言うと、今年の3ペアはどれも異質なのかなと感じますが、こうして振り返ると私が見た6ペアのうち、“スタンダードなスリルミーの型“を再現しているのではと感じるのは2021年の松岡山崎ペアくらいで、
そういう意味ではどのペアも異質で、それぞれ唯一無二の魅力があり、どのペアが初見になったとしても、それがその人のスリルミー観を決定づける”運命のペア”だったんだな、ということです。
私は松下柿澤ペアが初見だったおかげで、同体格で対等なシンメペアに囚われてしまっており、そういう点も含めて今年の木村前田ペアはドンズバに刺さりました。
*
せっかくなので簡単に今年の各ペア所感。
(今更ですがこの文章は、前田公輝さんのオタクであり、それ以前に2019ロミジュリのおかげで廣瀬さんと達成くんに対してとても思い入れがあるミュージカルオタクが書いています。)
■木村前田
この2人のスリルミーが見られたこと、本当に本当に幸せでした。
2021ロミジュリで出会って、飛びぬけた演技力のとりこになってしまった公輝くんと、2019ロミジュリ以降、お芝居も歌もお顔も凄く好きな役者さんで、出演作を何本も見に行っている達成くん。
夢みたいな組み合わせだし、きっと相性が良いだろうと感じていた直感はやはり当たっていて、見たことのないスリルミーの世界に連れて行ってくれました。
2人の繊細な表現と緻密に計算され組み立てられたお芝居はそれぞれ芯が揺らぐことはなく、でも2人ともその時の相手の感情や空気を受けて返すお芝居もとても上手だから、この2人から紡がれる物語の印象は観劇する度に毎回違って、幸運にも何度も見ることができて本当に楽しかった。
今回のスリルミー出演が決定する前から見たいと願っていた、公輝くんの「スポーツカー」と「死にたくない」のパフォーマンスをこの目で見られたこと、本当に幸せでした。
(これはまさか5日後に本当に前田彼の情報解禁がされるとは思わずに妄想ツイートしている頃の私。)
前田彼ならやっぱり「しにたく、なーーーーい!!!!」が楽しみなんだけどスポーツカーも「いい名前だね」も見たいしそれまでの彼も全部見たいし
— しゅう (@shumai_ya) 2023年4月14日
優しくて周囲の人のことをよく見ている公輝くんだからこその、繊細で壊れかけた姿を必死に覆おうとしている、そんな危なげな姿がひどくいびつで魅力的な光を放つ蠱惑的な前田彼が完成されたのだと思います。
たつなりくん、今まで見たことのない新しい姿を見ることができてとても楽しかった。
やっぱりお芝居も歌も上手くて好きだし、顔も大好きだし、でもその大好きな顔をあんなに恐ろしく感じることもあるんだな、ということが知れたのも面白い経験でした。「死にたくない」であんなに全開笑顔の”私”、初めて見たよ。怖すぎます。
たつなりくんは、どんな作品でもたつなりくんにしかできない強烈な役の表現を残していかれるなあと何度か拝見して勝手に思っていますが、今回もたつなりくんだからこその強烈な"私"になっていたなと思います。
今回を通して更に好きな役者さんになってしまったので、早く次の出演舞台が発表されないかな〜と、心待ちにしています。
もともと好きな役者さんたちなので、素のお2人のエピソードももっと聞いてみたいなあと思います。今度はまえださんFCのラジオにたつなりくんがゲスト出演していただけませんか?
■尾上廣瀬
廣瀬彼、怖いんです、怖いんですが、最後の「レイ」と呼ぶ声は驚くほどやさしくて、ああ、昔の"彼"は、"私"のことをこんな風にやさしく呼んでいたんだろうな、と感じました。
尾上私は、壊れてしまった廣瀬彼に、昔の姿に戻ってほしくてあんなことを企てたのかもしれない、と思ってしまいましたし、そうだとしたらそこにあるのは愛だよな、とも。
私は廣瀬さんのティボルトが大好きですし、本当にかっこいいめろめろめろと思ってその後の出演作も何本も見に行かせていただいていて、今回の彼役での出演も、聞いた時から「絶対に似合いそう!!」とずっと楽しみにしていました。それがまさかあんな恐怖強めの"彼"をお出しされるとは……。
でも千穐楽で見た時には少し人間味も感じられるお芝居になっていて、「めろ」くらいは感じる余裕がありました。
あの低くて艶のある素敵な声と恵まれた体躯から放たれる、ベルベットのようで圧のある色気。
恐怖も色気も歴代最強の"彼"なのでは?と勝手に感じました。
松也さん、振り返るとわたしは今まであまり出演作を拝見する機会がなかったなあと感じますが、表現の巧みさはさすが歌舞伎からミュージカルや映像など様々な場で活躍されている方だなと思いました。
特に声の使い分け。54歳の”私”、19歳の”私”、護送車の中の”私”、その声の使い分けは見事で、どれも違った響きに聴こえて、よりその時の”私”の状態が伝わってきます。
また、女形もされていらっしゃるからなのか、松也さんの"私"はお淑やかな品があるなあと感じました。東京公演で見た時はギークっぽいな、と思ったのですが、千穐楽で見た時は深窓の令嬢といった雰囲気でした。
■松岡山崎
配信で見ます!!!!!!!
→見ました。(11/5)
2021のこのペアへの個人的な印象は、「見た目はスマートだけど中身はわがままでこどもっぽい"彼"に振り回され続ける、見た目も中身も未成熟の"私"。ぞんざいに扱われ続けて破裂して道連れにしてしまう。」という感じだったのですが、今年は全く印象が違いましたね。
松岡私が賢くて我が強く理性的な人間になっていて、山崎彼は繊細さの表出が強くなっているように思いました。
2人は対等で唯一無二の友人関係だと感じましたし、それぞれ優秀すぎるが故の生きづらさを抱えつつも、お互いがお互いの居場所になっているなという印象をわたしは受け取りました。
だからこそ、どうしてこんなことをする必要があったのか、彼を手に入れるためにここまでする必要はなかったんじゃないか(だってすでにお互いがお互いの居場所だったから)、と感じてしまって、そのやるせなさが独特の後味の悪さ、切なさになっていました。
「"私"が彼に対して犯した罪」の側面を強く感じたという点では木村前田ペアもそうでしたが、他の選択肢もあっただろうにどうしてこんなことに、と思わされたのは、今年の松岡山崎ペアが私的歴代No.1でした。
同じふたりが演じてもこんなに印象が変わるなんて、本当にこの作品の魅力は底が知れませんね。
*
私がスリルミーという作品の魅力に気づいたのって、2019の時に見た松下柿澤ペアと成河福士ペアの印象があまりにも違ってかけ離れていたから、も理由の1つなので、各ペアを見比べられるチャンスがあるならそれを逃す手はないなと思います。
配信していただけるだけでも有難いのに、1週間もアーカイブも見られて本当に有難くて楽しみですね!!皆さんどうぞ更にスリルミーの魅力にハマってください!!
ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ③観劇マナー&明治座ならではの楽しみ方
>前回までの記事
いよいよ明日が初日だ!明日!?!??嘘でしょ!?!?!(情緒)
前日に公開するなって感じなんですが、
やっとの本題?観劇マナーのお話です。
最も書き方に悩んだ項目と言ってもいいかもしれません。
なぜなら、ある程度全員が守るべき最低限のルール以外は、
周囲に座っている方々の所作で気になるところや、自分が意識して配慮している点は、本当に個々人によって異なるから!!!
様々な人を掬い上げられるような文章を書こうとすると、あれもダメ!これもダメ!ってなってしまいかねません。
それは避けたいんです。
きっと今回の「ヴァグラント」でミュージカル観劇デビューなポルノファンの皆さんって本当にたくさんいると思います。
なるべく窮屈さを感じずに、「ミュージカルって楽しい!!!!!」って発見して帰ってほしい。
なのでなかなか断定した書き方ができていないと思いますが、お付き合いください!
目次
●観劇マナー
マナーってまず、周囲の人への思いやりだと思います。
自分やご友人はもちろん、そのとき空間を共にしている全ての人も(客席もステージ上も)、この日この時の公演は一度だけ!
それを想像して、その日しかない素敵な空間を一緒に作れたらいいなと思います。
マナーとして明示されているものの多くは、
周囲の人への「視界」「音」に配慮しましょう、ということを言っていることが多いと思います。
順番に紹介していきます。
(公式アカウントの注意喚起と、明治座サイトに載っているガイドラインも是非ご一読くださいね!!)
#ヴァグラント について、
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年8月14日
💡FAQ - よくある質問(上演時間:約3時間etc⏱)
🎫当日券販売について
を公式HPに掲載しました📝
観劇の際は必ずよくお読みのうえ、ご来場ください🍂https://t.co/oWEkM6S0oz pic.twitter.com/m86uArNpal
①スマートフォンやスマートウォッチやタブレットは、電源を切るか機内モードにして鞄の中へ。
バイブ音って静かなシーンでは意外と響いてしまったりするので、マナーモードではなくせめて機内モードに切り替えましょう。
スマートウォッチの小さな光も、周囲の客席の人からすると気になるものです。
②上演中の飲食は禁止。
今回「ヴァグラント」が上演される明治座さんでは、開演前や幕間(休憩中)のみ客席での飲食も可能となっていますが、上演中の飲食は禁止です。
(なお、他の多くの劇場では、上演中以外も客席での飲食は禁止になっていることが多いです。明治座のこの文化は、普段は歌舞伎等の演目を多く上演しているからこそですね。)
ギリギリで入場してきて水分取らないとしにそう!とか、急に咳が止まらなくなってしまった!とか、そういうやむを得ない状況の時に一瞬飲むのは大丈夫だと思います。
③上演中のお喋りは禁止。
お友達と一緒に来ているとその瞬間にすぐ共有したくなってしまう気持ちもわかりますが、それは休憩や終演後まで我慢しましょう。
④前のめりにならない。(背もたれに背中をつけて座る)
慣れていないと見落としがちな点で、特にお伝えしたいことです!!
前のめりで観劇すると、想像以上に後ろに座っている人の視界の妨げとなってしまいます。
博多座さん制作のこちらの検証動画がわかりやすいのでご確認ください。
背中と肩甲骨を背もたれにつけた姿勢で観劇しましょう。
(私はもし前の席の人が前のめりしてたら躊躇いなく声かけてやめてもらうので、私の前に座る人はくれぐれも注意してくれよな(?))
その他
※今回の「ヴァグラント」では、開演前の劇場内の写真撮影は許可されていますが、その他の劇場では、すべての時間で劇場内の写真撮影が禁止となっている場合が多いです。その時ごとのルールを確認して観劇に臨みましょう。
※観劇中は、膝の上に置くものはハンカチやオペラグラスとカーディガンなど、必要最低限のものにした方がいいでしょう。鞄は自分が座っている椅子の下の空間に置くと、通路を通る人の邪魔にもなりません。
※観劇の際のマナーとは少し違うのですが、SNSのマナーとして、アカウント名に作品名を入れるのをやめていただきたいのです……!!
作品の評判を知りたくて検索しても、関係ない日常ツイートまで引っかかってきてしまいます。どうぞご配慮いただけたら幸いです。
●服装、髪型
なんでもいいです!!最低限の清潔感がある服装ならなんでもいい。Tシャツ・デニム・サンダルでも全然いいです。
せっかくの機会だからおしゃれしたいならおしゃれしてもいいし、リラックスして観劇したいなら普段通りの服装でいい、自分の着たい服を着て来てください。
(うちら俳優オタク/観劇オタクがおしゃれする場合ってマナーというより推し現場で自分のテンションを上げるためでしかないから……。)
ただ1つだけ、背中を背もたれに付けられるものを、ということは注意してください。
(私はうっかり背中にリボンが付いてるワンピースを着て行ってしまったことがあって、観劇中リボンの結び目に背骨をぐりぐり攻撃され続け、もう二度と観劇では着ない……と反省した経験があります。)
明治座という場所柄や、今回の作品の時代感もあって、着物での観劇も素敵だなあと思うのですが、着物での観劇に慣れている方って、帯をぺしゃんこにできる結び方にしていたり、髪も下の方で結っていたりと、色々と気を遣われている印象です。
慣れていない場合は、普段通りの洋服を着た方が無難かもしれませんね。
髪型については、周囲の方の視界を遮らないように、アップにしない、ということを気を付けてください。
お団子や、ツインテール、高めの位置でのポニーテールは避けた方がいいでしょう。
髪を結ぶ場合はなるべく低い位置で。
また、帽子を被っている方も、つばが周囲の方の視界の妨げになってしまうことがあるため、観劇中はなるべく帽子を脱いでください。
これは書くか迷ったのですが、もしかしてポルノのグッズTシャツを着て行きたい!と思っている方もいらっしゃるのでしょうか?
それについて少し考えたのですが、私個人の感覚としては、「ポルノファン以外には一見してポルノのグッズだとわからないTシャツ」だったら着て来てもいいのではないかな~と思います。夏ですし、Tシャツでいても全く不自然ではないですしね。
最近のミュージカル作品には、普段はミュージシャンやアイドルとして活躍されている方もたくさん出演されていますし、そういう方のファンの中にはライブグッズのTシャツを着て観劇している方もいるようです。(というかそうでなくても壮一くんの個人グッズのTシャツを着て観劇してる人もたまに見かけますし)
ただ、1つ書いておきたいのは、観劇は特定の演者を応援する場所ではなくて、作品を受け取る場所だということ。
上演中はもちろん、カーテンコールで名前を呼んだり、タオルを掲げたりしてアピールする行為はNGです。(タオルを掲げる行為、そもそも周囲の人の視界も遮ってしまいますしね。)
そういう面で、「胸にポルノと堂々と書かれたTシャツ」はちょっと主張が強すぎて今回の場にはそぐわないかな~と思うのですが(笑)、その他のわかりにくいデザインのTシャツだったら、まあ着て行きたい人は着て行ってもいいのでは~~と思いました。
グッズのヴァグラントTシャツを着ての観劇も良いと思います!
●拍手のタイミング
ミュージカルでは、演者が曲を歌い終わった時に観客が拍手を送って称賛の気持ちを伝える文化があります。
でも例えば曲終わりですぐ違うセリフに入ってしまうから拍手できる隙間がないとか、なんだかやたらシリアスな曲で拍手なんて送る空気じゃないとか、そういうことが理由で曲終わりでも拍手が起こらないこともありますが、基本は1曲歌い終わったら拍手、と思っていていいでしょう。大勢が参加するビッグナンバーや、1人で歌い上げる系の圧巻の曲では拍手も自然と大きく長くなったりします。
タイミングがわからない場合は周囲に合わせて、で大丈夫です。
また、曲終わりの拍手とは別に、まれに曲中で手拍子が起こることもあります。
めちゃくちゃノリが良い曲とか、ショー的な要素が強い曲とか、キャストが舞台上から煽ってくる場合とか、そういう時に手拍子が起こることが多いです。(ノリが良い曲の時は私も手拍子することもあります。)
でもこれは、観劇オタクの中でも「手拍子うるさい派(曲に集中したい)」もいたりしてちょっとだけセンシティブな問題なので、まあこれもその場の空気というか、
手拍子している人が多ければ乗っかってみたら楽しいかもしれないですし、なんかちょっとこの曲で手拍子するのは違うのかな?と感じたら無理にやる必要はないです。
あとやるにしてもライブの爆音の中とは状況が違うので、音量にも注意ですね。
●スタンディングオベーションのタイミング
カーテンコールの際に、拍手だけでは伝えきれない称賛の気持ちをキャストに伝えるために、観客が立ち上がって拍手をする行為、それがスタオベ(スタンディングオベーション)。
そのタイミングについて……、これもとーーっても感覚の話になるのですが、
だいたい2回目以降のカテコで起こることが多いです。
(ちなみに本編上演後にアンサンブル→プリンシパル→主役の順番でステージ上に出てきてお辞儀して、全員揃って三方礼(さんぽうれい=上手・下手・正面の客席に順番に礼をする)をして、全員がいったん舞台袖にハケるまでが「カテコ1回目」)
ハケたキャストが拍手に応える形で再びステージ上に出てきてくれるのがカテコ2回目、そのタイミングではまだ客席で立つ人、立たない人、バラバラだと思いますし、座ったまま拍手する人の方が多い場合もあるのですが……、
カテコ3回目までいったら多くの場合はスタンディングオベーションが起こります。
(なんか予定調和みたいでちょっとアレですが……笑)
素晴らしいパフォーマンスだったし立って拍手してみたい、という方はカテコ3回目まで待ってみてもいいかも?
でも拍手が続かないと3回目までいかずに2回だけで終わってしまったりするので、素晴らしいステージだったと感じたらまずは全力で拍手しましょう。
もちろん、立って拍手するのはなんだか恥ずかしいとか、体調の関係ですぐに立てないとか、自分はスタオベするほど素晴らしいとは感じなかった!とか(笑)、そういう場合は無理してスタオベする必要は全くないです。
(余談ですが、コロナ禍の2020年以降に観劇したミュージカル作品では、スタオベに遭遇する確率が格段に上がったと感じています。クオリティが高い作品の多さや、様々な制限の中で抑えきれない気持ちをスタオベに託す観客の方が多いのかもしれないですね。)
●オペラグラスは必要?
特にこのキャストの表情を絶対に追いたい!という欲求でもない限りは、なくてもいいのではと思います。
でもあった方が、好きな時に好きな部分をアップで見ることができて楽しいのも事実。
(私はクソオタクなので5列目とかでも念のためオペラグラスを持っていきます。)
なんと明治座さんにはオペラグラスのレンタルサービスがあります!
まずはこちらで試してみてもいいかもしれないですね。
(「使用料:500円 保証金:2,000円」と書いてあるので、借りる時に2,500円を支払って、返却する時に2,000円が返金されるシステムだと思います。)
この機会にオペラグラスの購入を検討している方は、実際に店舗で試してみてからの購入がおすすめ!(有楽町駅前のビックカメラの双眼鏡売り場は、劇場街という土地柄、品揃えも充実していて、店員さんも詳しくアドバイスしてくれるのでオススメです。私が愛用しているものもそこで購入しました。)
●明治座だからこその楽しみ方
のぼり!!!
チーム #ヴァグラント の幟が #明治座 に登場‼️
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年8月17日
劇場建物の向かって左手の清洲橋通り沿い、水天宮前駅からの道なりにございます🚩
ご来場の際はぜひ、ご覧くださいませ✅
※天候により設置状況に変動がございます。ご了承くださいませ。 https://t.co/LGVVdnknRe pic.twitter.com/mSWiLVupYi
カフェとラウンジ!!
🍃#ヴァグラント カフェメニュー解禁☕
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年8月16日
#明治座 1F「花やぐら」と2F「ラウンジ」がコラボカフェに変身🍸出演者にちなんだメニューから物語の世界観に浸れるフードまで盛りだくさん😋
営業時間やメニューはこちら
👉https://t.co/QXys6XFm0v pic.twitter.com/8K09RZEIZF
お弁当!!(明治座の予約システム「席とりくん」で予約!!)
\#ヴァグラント 弁当🍱解禁/
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年8月9日
観て極楽、食べて極楽😋#明治座 名物の観劇弁当にヴァグラント特製メニューが登場🌟
🔔明日8/10(木)AM10時から事前予約受付開始
⚠️先着順・3日前までのご予約のみ・数量限定
メニュー詳細・ご予約はこちらから👉https://t.co/WAyp6Q2c5K pic.twitter.com/27MKgafaN5
売店!!(建物3階(1階客席)部分にある明治座常設の売店です。お土産物がたくさん!)
公演期間は #ヴァグラント はグッズ販売、カフェ、お弁当まで #明治座 をジャック🔥すべての情報は一覧としてこのMAPに記載してございます🗺 pic.twitter.com/YOsXT0VIit
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年8月16日
どれも明治座さんならではの文化ばかり。
普段のミュージカル観劇では経験できないことばかりなので、私もワクワクが止まりません!
これもあるし、作品の和な空気とも合いそうで、本当に今回の上演に明治座を選んでくれて嬉しいなあって感じています。
すべての皆さんが素敵な時間を過ごせますように!
(今回の記事の内容に間違っている点や、質問等がもしございましたら、私のTwitterアカウントやマシュマロまでご連絡ください。)
*
●最後に
私が初めて新藤さんの「ミュージカル作りたい」発言を聞いたのが2017年1月。
(衝撃的過ぎて当時の発言を書き起こしていました。)
まだ引きずっているのでポルノ新藤さんの「ミュージカル作りたい」発言書き起こしました。(ちょっと書き換えあり)
— しゅうや (@shuya9174) 2017年2月4日
ラジオのストリーミングはこちらから→ https://t.co/b8uQPhq1Zp pic.twitter.com/n9jabftGhR
その頃からの6年半越しの夢が遂に明日、形となって叶うわけですね。
そしてその時から私が勝手に抱いていた、「その作品に推し出てほしい!!」という夢も同時に叶うわけです。笑
いくつもの夢を有言実行してきた新藤さんのことだから、「ミュージカル作りたい」っていう夢もいつか絶対叶えてくれるとは思っているんだけど、いつになるのかな、アミュ俳たくさん使ってほしいな、推しも出してほしいな😌ということが気になるポイントです
— しゅうや (@shuya9174) 2019年12月21日
エーーーーーめっちゃ嬉しいーーーーーーー新藤さん、制作スタッフの皆さん、ありがとうーーーーーー!!!!!!!!!ずっとずっと願い続けてきたデッカイ夢が叶います!!!!!!
— しゅうや (@shuya9174) 2023年1月22日
壮一さんが新藤さん制作ミュージカルに出る!!!!!!🎉🎉🎉
勝手にそれぞれを好きなだけだったのに、こんなことが起こるんだなあ、未だに都合のいい夢みたいに感じています。
両方大好きなんだ!!!という気持ちが抑えきれずに今回の一連の記事を書き始めましたが、結局こんなギリギリになってしまいましたが、個人的には書きたいものは書けたかなと思います。
明日観劇を終えた私はいったいどんな感情になっているのか、それも含めて楽しみです。
素敵な公演になりますよう。
ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ②簡単な出演者紹介&記事まとめ
(23/8/18更新)
>前回記事(あれ以降に公開された情報などもあるため、少し加筆修正しました。)
筆が遅すぎ!!!!!!
はい
気づけばあっという間に開幕まであと1週間です。
1週間!?!?!?!嘘でしょ!?!?!?!?始まっちゃうじゃん………始まったら終わっちゃうじゃん……嫌だ……終わらないでヴァグラント………
開幕前のこの楽しみが充満してる状態のままで一生いたい気持ちと、晴一さんとキャストやスタッフの皆さんが作り上げた世界をはやく見に行きたい気持ちとのせめぎあいで大変なことになっているここ最近の私です。
筆が遅すぎてこんな時期になってしまい、申し訳ありません。
記事のスタンスに悩みすぎてたのが主な原因ですが、やっっっと方向性が見えました!
「出演者の皆さんを私なりに紹介します!」とは書いたものの、プリンシパルほぼ全員馴染みがある役者さんとはいえ、全員を完璧に紹介できるかというと……と悩んでいたのですが、
「ヴァグラント」上演に際してたくさんWeb記事が公開されていますので、そちらの紹介も併せての記事にしようかなと!
これは、まとめておけば後で振り返りやすいな~という自分のための行動でもあります。(なので今後も随時追加する予定です。ゲネプロ記事とかも上がるだろうし。)
というわけで、今回は『ヴァグラント』に出演されるメインキャスト9名の方々と、
それ以外にも超個人的に、この方は知っておいてほしい!と思ったキャストの方々を簡単に紹介いたします。
(今読み返したらあからさまに推しの部分の文章量が多くて恥ずかしい……。)
*
目次
- ●平間壮一:佐之助 役(ダブルキャスト)
- ●廣野凌大:佐之助 役(ダブルキャスト)
- ●小南満佑子:三葉トキ子 役(ダブルキャスト)
- ●山口乃々華:三葉トキ子 役(ダブルキャスト)
- ●水田航生:弓削政則 役
- ●上口耕平:山崎譲治 役
- ●玉置成実:アケミ 役
- ●平岡祐太:健三郎 役
- ●美弥るりか:桃風 役
- ●吉田広大:森田元 役
- ●遠山裕介:松 役
- ●加藤潤一:留吉 役
- ●公式動画など
- ●稽古場会見&歌唱披露 動画、取材記事
- ●日比谷フェスティバル 動画、取材記事
- ●晴一さん個人の動画や取材記事
- ●2名以上での動画、取材記事
- ●演劇サイト等での紹介記事
- ●掲載雑誌
●平間壮一:佐之助 役(ダブルキャスト)
(私の推しですね。小文字部分は早口オタク語りなので読み飛ばしていただいて大丈夫です。)
小学生の頃から通っていた札幌アクターズスクールで、視察に来ていたアミューズの方にスカウトされ、同じスクールに通っていた青柳塁斗くんと一緒に中学2年生の時に上京して、同じくアミューズに所属している同世代の少年たちと共に寮生活を送る10代を過ごしました。
上京してしばらくはダンサー志望で、「演技なんかやりたくない!」と拒んでいた時期もあったそうですが、事務所の先輩俳優である岸谷五朗さんから掛けられた「ダンスが上手くなりたいなら芝居をやれ(歌・ダンス・芝居、というエンターテインメントの3つの要素は繋がっていて、それぞれを磨けば他の技術も上達する)」という言葉に感銘を受け、本格的に演技の道に。(なお、五朗さんが演出、晴一さんが楽曲提供をした舞台「FROGS」の打ち上げでのエピソードだそうです。)
平間壮一と言えば圧倒的なダンスの実力。
ただ上手いだけではなく、ダンスでどんな人物にもなれるというか、その役の性格や歩んできた道を、彼の肉体を通して表現してくれているのだと感じます。
本人は謙遜しがちだけれど、私は壮一くんの歌声も本当に大好きです。
ちょっとハスキー?他にはなかなかいない特徴のある声で、もともとうまいのにずっと努力を続けて見る度にどんどん上手くなっていって、感情が伝わってくる、本当に好きな歌声。
壮一くんの魅力を書こうとするといくらでも書けるけれど、でもそのどれもが、実際に彼のパフォーマンスを見ることには及ばないと感じながら書いています。
昭仁さんの歌の魅力が聴いた瞬間にわかるのと同じように、壮一くんの身体表現の魅力は、見ればわかります!
【晴一さんとの接点】
①アミューズ所属
②舞台「FROGS」(2007年)
晴一さんが以前主題歌を提供した、アミューズ若手俳優による舞台「FROGS」。
壮一くんはその初演で俳優としてデビューしました。当時17歳。
③ハンサムライブ・3LDK
アミューズ若手俳優による年に一度のファン感謝祭「ハンサムライブ」。
そこから派生した、植原卓也・平間壮一・水田航生の3人によるユニット「3LDK」。
そのどちらも、アレンジャーの篤志さんが楽曲制作に関わられています。
(晴一さんと「THE野党」というユニットを組んでいたり、ポルノの「カメレオン・レンズ」のアレンジを手掛けてくださったり、もうすぐ発売される昭仁さんのソロアルバムにも参加していらっしゃる篤志さん。)
④湊かなえさん
著名なミステリー作家の湊かなえさん、実は”推し”が平間さん!
(昨年、平間オタク界隈に衝撃が走ったこちらの記事。)
book.asahi.com湊かなえさんは、実はポルノグラフィティと同じ広島県因島出身。高校も同じで年齢も2歳差!
その繋がりでポルノの曲を題材に短編小説を書き下ろしてくださったり、晴一さんのラジオ番組「カフェイン11」に出演してくれたこともあります。
なので今回の「ヴァグラント」には湊さんも、私みたいな兼任ファンと同じかそれ以上に運命を感じていらっしゃるのではないでしょうか。笑
「深くて壮大なテーマのある作品」 平間壮一に聞くミュージカル『ヴァグラント』の魅力や注目ポイント | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)
平間壮一の撮影現場に密着!a new musical『ヴァグラント』ビジュアル撮影レポート│エンタステージ (enterstage.jp)
俳優・平間壮一さんに聞く!“僕の推し活”【推しに推しを聞いてみた】 - OZmall
●廣野凌大:佐之助 役(ダブルキャスト)
廣野くんの出演作は、私は「ヒプノシスマイク」の舞台を映像でしか見たことがないのですが、その初めて見た時の廣野くんがめちゃくちゃ衝撃で忘れられません。
(そもそも同作品に出演していた他の俳優さん(アミューズ)と演出の方(アミューズ)目当てで、原作をほぼ知らずに軽い気持ちで見てみたら、あまりにも好きなタイプすぎるキャラが現れてショックで原作も軽く追い始めたくらいには衝撃でした。廣野空却くん。)
2.5ではない作品だとどんなお芝居をされるのか、とても興味があります。
あとSNS運用がトガってておもろい。
【晴一さんとの接点】
強いて言うならハガレン?(廣野くんがエドをやるのも勝手に大納得してましたが見逃してしまって悔やんでます。続編は見ようかな……)
ちなみに壮一くんとの共通点:青柳塁斗さん(ヒプステで同じチーム)
廣野凌大 ポルノ・新藤晴一が手がけるミュージカルで主演「破天荒さで道を切り拓いていく」【推し☆メン】 - フジテレビュー!! (fujitv-view.jp)
廣野凌大、明治座舞台に意気込み「暴れまくりたい」 自身の原点や転機も語る | マイナビニュース (mynavi.jp)
『ヴァグラント』廣野凌大インタビュー:脆くて強い、“人間くさいヒーロー”を生きる - Musical Theater Japan
●小南満佑子:三葉トキ子 役(ダブルキャスト)
歌がうまい!
2020年の朝ドラ「エール」で、ヒロインのライバルのオペラ歌手役を演じていらっしゃったので、そこで見覚えのある方もいるかも?
ミュージカルのヒロイン役を数多く経験していらっしゃいますが、まゆこちゃんが演じると、清楚で可憐な印象の中にも、逆境に決して屈しない芯の強さを感じられるところが好きです。
日本人の役で拝見するのは個人的には初めてだと思うので、それも楽しみ!
*壮一くんとまゆこちゃんが切ない恋を演じていたミュージカル「キングアーサー」、WOWOWオンデマンドで8/18まで見られるようです!ぜひ!
WOWOWオンデマンド - 人気番組が楽しめる動画配信サービス
●山口乃々華:三葉トキ子 役(ダブルキャスト)
元E-girls。ハイローの苺美瑠狂のノノリキちゃん。
私は生でののかちゃんの演技を拝見したことはないのですが、WOWOW放送で拝見したミュージカル「ジェイミー」を見た限りの印象では、真摯でひたむきなお芝居をされる方だなあと感じました。
(「ジェイミー」もまだWOWOWオンデマンドで見られるみたいです!
ご興味あったらぜひ。とても素敵な作品です。
WOWOWオンデマンド - 人気番組が楽しめる動画配信サービス )
LDHだしきっとダンスも得意なんですよね?トキ子が踊る場面があるのかわかりませんが、それも見られたら嬉しいなあ。
【インタビュー】山口乃々華「一歩先が見えるようになってきた」芝居への意欲【エンタメ】 (musicvoice.jp)
山口乃々華さんへインタビュー!! a new musical『ヴァグラント』“毎公演、命懸けでステージに立っている” - NorieM JapanNorieM Japan
●水田航生:弓削政則 役
みずたさんって本当に、めっちゃかっこいいし性格もいいし面白いし演技もうまいし歌えるし踊れるしずるい。みずたさんのこと知って嫌いになる人ってそうそういないのでは?
ノーブルな役もコメディも薄汚れた若者の役もできる。
「第1回アミューズ王子様オーディション」でグランプリを取って事務所に入所したガチ王子様です。(未だにたまにネタにされてるこれ)
【晴一さんとの接点】
①アミューズ所属
②ハンサムライブ・3LDK
壮一くんの項目と同じなので割愛します。
③ポルノグラフィティのファン
…らしいけど、私は今回の出演が決まってコメント動画を見るまでその事実を知りませんでした。もっと強めにアピールしてほしかった。そしたら接触イベントの時に話すネタにも困らなかったのに……(笑)
●上口耕平:山崎譲治 役
めちゃくちゃスタイル良いし、声もいいし歌もとってもうまいし、演技もうまいし、ダンスもめっちゃうまいし、かっこよくて、とても好きな俳優さんです。
素だとなんかちょっとズレてるところがあってそれがたまに垣間見えるのも面白くて好きです。
上口さんのダンスのルーツにはマイケル・ジャクソンがいるそうです。
品がある役や、スタイリッシュだったり好青年だったりする役をやっていらっしゃることが多い印象なので、ご本人がおっしゃっているように男臭い炭鉱夫のイメージって全然なくて、新しい上口さんが見られそうで楽しみ!!
●玉置成実:アケミ 役
ガンダムSEEDの主題歌を歌われていたので、ハガレンの1期アニメを見ていた世代の方は覚えがある方も多いのでは!
パワフルボイスはミュージカルでも健在で、晴一さんが何度か観劇されていたキンキーブーツにも初演から続けて出演されています。
バーのママさん、色気があって似合いそう!楽しみ!
●平岡祐太:健三郎 役
ポルノファンにはお馴染み、晴一さんのお友達ですね。
舞台に出演されている印象はあまりなくて(一度水田くんとの共演作で拝見したかな)、ミュージカルでは尚更なので、舞台で拝見できる貴重な機会、とても楽しみです。生で歌をお聴きするのも初めてかも。
あと扮装写真のビジュアルがかっこよすぎる……。
前述のハンサムライブではかなり初期の頃に出演されていて、晴一さんにとってはかわいい後輩でも、平間水田からすると少し上の世代の先輩です。
【晴一さんとの接点】
・アミューズ所属
ほんとーーに晴一さんと仲が良くて、晴一さんが結婚される前はほんとに頻繁に遊んでてエピソードトークでめちゃくちゃ名前を聞いていた印象。晴一さんのラジオ「カフェイン11」はもちろん、ポルノが出た音楽番組にもなぜかゲストで出てギター弾いてくれたり。新藤平岡向野(章太郎さん)のなかよし3人組でしたよね。
●美弥るりか:桃風 役
元宝塚月組2番手スター。2019年に退団されてからもミュージカル界でばんばん活躍されていらっしゃいます。
私は宝塚に関してはあまり詳しくはないのですが、そんな私でも在団中も美弥さまのお名前は耳にしていました。退団されてから出演作を拝見するようになって、本当に美しくてスタイルよくてカッコよくてダンス上手くて歌もうまくて……。
昨年、有難いことに某出演作を最前センターで拝見できる機会があり、この世のものとは思えない美しさにめろめろにされてしまいました。
壮一くんと義姉弟役なのありがたすぎます……。
*
●吉田広大:森田元 役
めっちゃ歌がうまい!!!
広大くんの声で晴一さんが作った曲を聴けるの、私自身も楽しみすぎます!!!
ハスキーな声なのに高音もめちゃくちゃ出る。
荒々しい演技も迫力があるので、炭鉱夫役も似合いそうだな~って楽しみです。
●遠山裕介:松 役
よく響く高音がとっても魅力的。元マレビト役ということですが、遠山さんのダンスも見られたら嬉しいなあ。
公式動画「HARUICHI meets MUSICAL #3」でも紹介されていましたが、今作の振付担当の当銀大輔さんとは双子のご兄弟です。
SEからプリンシパルに、『Fly By Night~君がいた』遠山裕介インタビュー(上) | アイデアニュース
昨日双子揃った。#双子 #当銀大輔 #遠山裕介 pic.twitter.com/UBFVoWbgCy
— 当銀大輔 TOGIN DAISUKE (@togindaisuke) 2019年12月24日
(↑眼鏡の男性が遠山さん)
(↑動画ラストでピンクチェックの衣装を着ているドラァグクイーンが遠山さん)
●加藤潤一:留吉 役
劇団時代から外部のミュージカルに引っ張りだこで、そのスケジュール被りのせいで劇団の本公演に出演できないという状況もしばしば。(晴一さんは先日のnoteで「もっと歌わせればよかったのに」と書いてましたが、劇団の公演でも結構歌わされてた印象です。笑)
ポルノのファンクラブ配信番組のMCでお馴染みのはっさくメガネさん(今井隆文さん)と、晴一さんのお友達でお馴染みの向野章太郎さんとは、劇団時代の仲間ということになります。
(↑左が潤一さん)
(今年のRENTには壮一くん(この動画の花村くんとダブルキャスト)と広大くん(緑と青のダウンジャケット)も出演していました。)
*
私はミュージカルの中でも「RENT」「キンキーブーツ」「ロミオ&ジュリエット」といった作品が特に大好きで思い入れがあるので、以前その作品に出演されていて馴染みのある方ばかりが偶然にも今回キャスティングされていて、それも含めて本当に嬉しくて楽しみです。
(もう1つ「ジャージー・ボーイズ」という作品もとても好きなのですが、その4作品全部に出演歴があるのが加藤潤一さん。ご縁がありますね……。)
*
●公式動画など
【HARUICHI meets MUSICAL】
👓解説! #ヴァグラント の世界🌏
— a new musical「ヴァグラント」 (@vagrantjp) 2023年7月25日
背景を知るとより楽しめる✨
メイド・イン・ジャパンのオリジナルミュージカル『ヴァグラント』をより深く観ていただくための予習企画📝
物語の舞台となる大正時代、日本中で巻き起こっていた「米騒動」とは❓
🔗https://t.co/Q1CUSUb09I pic.twitter.com/yB5ZQa2s22
【晴一さんの公式note】
(稽古場レポシリーズ以外にも、ヴァグラントの制作過程が垣間見える記事を2年3年に渡って書いていらっしゃってとても面白いのでぜひ……!)
●稽古場会見&歌唱披露 動画、取材記事
後悔させません!「ヴァグラント」平間壮一・廣野凌大らが新藤晴一の楽曲でパフォーマンス(稽古場 / 会見レポート) - ステージナタリー (natalie.mu)
ポルノグラフィティ新藤晴一プロデュース。a new musical『ヴァグラント』稽古写真が到着! | THEATER GIRL
ポルノグラフィティ新藤晴一、初めて手掛けるミュージカルで「僕の中のミュージカル魂、ポルノ魂を燃やした」 - ぴあエンタメ情報 (pia.jp)
ポルノグラフィティ新藤晴一 初のミュージカル制作 a new musical『ヴァグラ ント』稽古快調 | シアターテイメントNEWS (theatertainment.jp)
ポルノグラフィティ・新藤晴一、ミュージカル原案&プロデュースに初挑戦「バンドを組んだときと同じ感覚」 | ORICON NEWS
平間壮一&廣野凌大、新作ミュージカルWキャスト主演に決意「目の前のことを一生懸命に」 物販もしっかりアピール | ORICON NEWS
ポルノ新藤晴一、初ミュージカルプロデュース 熱い現場を称賛「文化祭感がある」 | ENCOUNT
平間壮一&廣野凌大、ポルノ新藤晴一の楽曲は「僕らが愛をキャッチして、それを伝える」 | ENCOUNT
ポルノグラフィティ新藤晴一が夢を形に ミュージカル『ヴァグラント』出演者と意気込み語る|Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア
ポルノグラフィティ新藤晴一、20曲以上書き下ろしミュージカル「心より楽しみにしています」 - 芸能 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
ポルノ・新藤晴一が初めて手がけるミュージカルに気合「格好いい、やりたいと思ってバンドを組んだ。そのときと同じ感覚」 : スポーツ報知 (hochi.news)
ポルノグラフィティ新藤晴一「『文化祭感』に感動」プロデュース・原案・作詞・作曲担当ミュージカル/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)
a new musical『ヴァグラント』会見&公開稽古フォトレポート | Amuse+(アミューズプラス) (amuseplus.jp)
●日比谷フェスティバル 動画、取材記事
新藤晴一(ポルノグラフィティ)プロデュース。a new musical「ヴァグラント」ビジュアルが解禁! Hibiya Festival2023にてパフォーマンスも披露 | THEATER GIRL
ポルノグラフィティ・新藤晴一、ミュージカル楽曲制作の中で相方・岡野昭仁の音域の広さを再確認「歌いにくいんだな」 - サンスポ (sanspo.com)
●晴一さん個人の動画や取材記事
ポルノグラフィティ新藤晴一、初めて手掛けるミュージカルへの思い「やれる環境があるのにやらないのは失礼だと思った」【インタビュー】 | エンタメOVO(オーヴォ) (kyodo.co.jp)
「全然ダメ」と言われて始まったポルノグラフィティ新藤晴一の新しい挑戦 | 著名人 | LEON レオン オフィシャルWebサイト
ポルノ新藤晴一、48歳でダメ出しされて学んだこと 「言われた瞬間は、かなり落ち込みましたよ」 | LEON | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
●2名以上での動画、取材記事
【動画】加美乃素Presents ミュージカル&トーク
(美弥さん・壮一くん・廣野くん出演)
(水田くんMC、晴一さん・壮一くん出演)
a new musical『ヴァグラント』│新藤晴一×平間壮一×廣野凌大 インタビュー | ローチケ演劇宣言! (engekisengen.com)
a new musical『ヴァグラント』 チケット情報 (cnplayguide.com) (晴一さん・美弥さん・壮一くん)
廣野凌大×山口乃々華インタビュー a new musical『ヴァグラント』 「ミュージカルの持つ“熱”と彩り豊かな時間を皆さんにお届けします!」(前編) | THEATER GIRL
廣野凌大×山口乃々華インタビュー a new musical『ヴァグラント』 「ミュージカルの持つ“熱”と彩り豊かな時間を皆さんにお届けします!」(後編) | THEATER GIRL
a new musical『ヴァグラント』明治座公演まもなく開幕! 平間壮一・廣野凌大インタビュー | えんぶの情報サイト 演劇キック (enbu.co.jp)
平間壮一と廣野凌大の活力源は? | えんぶの情報サイト 演劇キック
●演劇サイト等での紹介記事
水先案内人町田 麻子がセレクト いま、最高の一本 a new musical『ヴァグラント』 | ぴあエンタメ情報 (pia.jp)
初心者もミュージカルファンも必見!新藤晴一がミュージカル制作の舞台裏を綴る話題のnoteをのぞいてみた | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (eplus.jp)
●掲載雑誌
STAGE SQUARE vol.63 | 日之出出版 (hinode-publishing.jp) (晴一さん・壮一くん・廣野くん)
えんぶ 42号(2023年8月号 7/7発売)ラインナップ | えんぶの情報サイト 演劇キック (enbu.co.jp) (壮一くん・廣野くん)
ミュージカル出版社 (musicalmagazine.co.jp) (2023年7-8月号、晴一さん・廣野くん)
MAGAZINES | 音楽と人.com (ongakutohito.com) (2023年8月号、晴一さん)
月刊エレクトーン|雑誌|ヤマハの楽譜出版 (ymm.co.jp) (2023年8月号、晴一さん・板垣さん)
ステージぴあ WEB版 |チケットぴあ (pia.jp) (2023年7-8月号、壮一くん・まゆこちゃん)
*
今回の記事は以上になります!
動画貼りまくったのでもしかしたらめちゃ重い記事になってる……?ご了承ください。
ほんとは皆さんの過去の動画とかも貼りたかったんですけど、もう少し時間がかかってしまいそうなので、ひとまず先に出します!後で貼ります!(推しのオススメ動画とかある方は私のTwitter(X)アカウントまでご連絡ください!)
あと間違いや漏れなどがあったら指摘していただけると助かります!
マナーに関する記事も開幕前には出します!頑張ります!
ヴァグラントを観劇するすべての皆さんが、どうぞ劇場で素敵な時間を過ごせますように。
ポルノグラフィティファンのためのミュージカルのすすめ ①用語解説・チケットの取り方
私もしかして「ポルノグラフィティファンのためのミュージカル観劇講座」と「ミュージカルファンのためのポルノグラフィティ入門」のブログ書いた方がいいんだろうか
— しゅうや (@shuya9174) 2023年2月5日
これを書いている人の簡単なオタク歴
用語解説
チケットの取り方
【取る公演を決める】
1.見たいキャストを決める
S席13,000円(1階席・2階席正面)A席8,000円(2階席左右・車いすスペース)B席6,000円(3階席正面)B席左右5,400円(3階席左右)
※B席左右は演出の都合上、舞台の一部が見えづらい可能性のある座席となります。
※B席左右は先着先行から受付を開始いたします。
(追記)
今回の『ヴァグラント』ではS席13,000円(1・2階席)、A席7,000円(3階席)でした。
【チケットを取る方法】
4月生まれのあなたへ
と、まあ、正確に言うと「あなた"たち"へ」だし、
正確に言うと、本人たちに直接宛てるつもりはないのですが、
自分の気持ちの整理として。言い訳みたいな文章です。
そうならないように気をつけて書いているのですが、過剰に関連づけたり比較するみたいになってしまっていたらすみません。どなたにとっても読んでいて気持ちいい文章ではないと思うので先に断っておきます。
続きを読む
前田ベンヴォーリオの話をしたい(2021ロミジュリ・前田公輝さんのこと)
horipro-shop.com 全編金髪での撮影、まえベンに狂った新規を離さないためなのかなんなのかわからないですけど、もしそうだとしたらホリプロの商売のうまさスゲーなって思います。
抽選特典のオンライントークも、ファンクラブ枠での購入じゃないし(fan-ily、ロミジュリ円盤購入特典のために一度入会したけど惜しみながらもう抜けてしまった)当たらんやろ♪まあ当たったら腹括って考えよ!の軽い気持ちで応募したら当たってしまいました。
(22/7/31追記。これを書いた2021年末時点ではまだ迷いつつ悪足搔きしてたんですけど、現在はもう、前田さんのファンになってしまってるなあという自覚を持って専用Twitterアカウント(@shumai_ya)まで作ってしまいました、という後日談です。)